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お母さんライターが、日本の「道徳」のタブーに踏み込み、軽やかに解体!歴史をさかのぼり、母性幻想と自己犠牲への感動に満ちた「道徳観」がいかにつくられたか明らかにする。 2018年、小学校で道徳が正式教科に……! 歴史を遡り、日本の「道徳」がつくられた過程と、母性幻想と自己犠牲に感動を強いる「道徳教育」の問題点をあぶり出す。 『女の子は本当にピンクが好きなのか』著者最新刊、いま誰もが読んでおくべき、日本の「道徳」解体論!
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Posted by ブクログ
手に取った時と読み終わった後では全く違う印象を残す本。 一冊で教育の系譜から「やんちゃ」への解き筋を丁寧に追うさまは、その点と点ひとつずつでもなるほど~!となるのですが… こと三章目、これらを繋げていき結ばれる結論には唸りました。一人の母として、現在の不可解さの成り立ちを知れたことは良かったなあと。...続きを読む 終盤で引用されるかこさとしの文章には胸が熱くなりました。 それにしても、一行しか出てこないにも関わらずパンチの強い石原慎太郎…。文化においての功績と功罪の大きさたるや。
知らなかった真実や著者の考察による、言葉の洪水に、気持ちよく押し流され、読書の楽しみを感じる1冊でした! 特に興味深いページにフセンを貼ろうと思ったら、フセンだらけになったので、途中で断念。
面白かった!!! 明治大正期まで遡って、文学の歴史による思考の流れとジェンダーへの意識をユーモア交えて説明していて、とても読みやすかった。 参考文献がいっぱいで学んだことも多かったので一読で全て吸収したとは思えないが、何度も読み返したいと思うくらい参考になる本だった。
一番言いたかったことを、言ってくれる本でした。子供が公立小学校にいた頃に読めていたら「やっと味方がいた」気持ちになれたかも。
いわゆる日本社会の「全体主義」的な息苦しさを 学校に通う児童を持つ母の目線で、道徳の授業の 内容や、1/2成人式(つまり10歳を祝う) なる不思議な学校行事を通して、「なんかオカシ クね?」とライトに突っ込む本は、もっとたくさん 出ていいと思います。 前半は大まかに「そもそも道徳ってどういう内容 ...続きを読むが”正しい”道徳として、人々の間でとらえられて きたのか」 答えってあるの? 後半は「自己犠牲を強いる母性っていつから定着 したの?」という「同調圧力」を醸成しそうな テーマを扱っています。 道徳なんて型にはめないでも「もっと自由に感じ ていいじゃん」と、まっとうな社会のアンチテー ゼを唱える一冊です。
教育がこうも息苦しく、感動やら絆やらがもてはやされる理由がよく分かった。 小学校の卒業式でやらされた群読のルーツがわかり、その下らなさを再認識した。その他、母性や教育における理不尽な言説、行事等の経緯がわかり非常に納得させられた。 日本会議等の保守勢力にこれ以上いいように教育を捻じ曲げさせれば、この...続きを読む国の未来は無い。
いやー、笑った笑った。ごんぎつねがストーカー系BL。小説を読むと不良になります(爆)1/2成人式「地獄かよ…」などなど。
いゃあ 痛快でした! バッサバッサと斬り倒していく感覚 が満載です 単なる感情論ではなく その裏付けがちゃんと 丁寧に検証されているのが また頼もしく、 また興味深い。 「道徳」「不道徳」は その時代を映し出す鏡であることを 改めて実感しまた。 いま「道徳」を 声高に唱えておられる人たち ぜひ ...続きを読む目を通してもらいたい一冊です まぁ その人たちには 焚書にしたい一冊でしょうね
軽快な文章でとてもライトに読める。 何となくモヤっとする小学校の道徳教育や、二分の一成人式などに言及している。 ごんぎつねはBLである、という新たな視点を得られました(笑)
歴史を学べて良かった。 小説で肺結核はぶっ飛んでて笑ってしまった。 テンション下がる史実がある中、総理鯛臣で少し救われる。
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堀越英美
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