日本一の大投資家・竹田和平が語る旦那的投資哲学 花のタネは真夏に播くな

水澤潤

かつて、会社四季報をめくれば、上場会社の株主欄のいたるところに「竹田和平」という名前を見つけることができた。生前、上場会社百数十社の大株主であり、和製バフェットと呼ばれた竹田和平さん。貧しい菓子職人だった竹田さんはタマゴボーロで成功し、後に日本一の大投資家として名を馳せるようになる。彼の投資の神髄は、意外なほどシンプルなものだった。

「値上がりを期待して株を買ってはいけない」
「情報源はひとつで充分。会社四季報を熟読せよ」
「投資とは結局、経営者の資質を見極めること」などなど。

しかし、まっとうすぎるからこそ、みんなが見落とす盲点なのだ。さあ、今日からあなたも竹田さん流の旦那的投資術で、豊かで楽しく喜びに包まれた人生を送ってみようではないか。

解説・真田英里（竹田和平さんの最後の個人秘書）

• カテゴリ: 小説・文芸
• ジャンル: ノンフィクション / 人物評伝
• 出版社: 文藝春秋
• 掲載誌・レーベル: 文春文庫
• ページ数: 208ページ
• 電子版発売日: 2018年09月01日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 2MB

[ブクログ · ★★★★★]

花のタネは真夏に播くな ~日本一の大投資家・竹田和平が語る旦那的投資哲学~ (文春文庫)
水澤 潤
文藝春秋(2008-10-10)

[ブクログ · ★★★★☆]

竹田和平さんの投資哲学・および人生哲学を語った本。
むしろ人生哲学のほうが主題な気がする。

ありがとう、と感謝し、徳を積むことが大切。
自分の実践できる、難しくないことだけど、
これを人生の終わりまで継続し続けたことが素晴らしいし、
なかなかまねできないなぁと、思う。

[ブクログ · ★★★★☆]

投資は応援したい企業に行うというある種性善説的なところがある。

しかし、実際に行った和平さんは億万長者になった結論が分かった一冊。

すぐに投資をする訳ではないが、人生の在り方について参考になる一冊でした。

[ブクログ · ★★★★☆]

マイナスのエネルギーでもエネルギーには違いない。
自分の中で都合の良いように転換すればいいのだ。

ポジティブに行こう。

[ブクログ · ★★★☆☆]

昔から教訓とか格言とかの本が好きでした。

この本も格言集です。

１）すべてのお金は喜びの代金です。

２）過剰というのは最悪の毒素。

３）明日の夢ばかり見るとケガをします。

４）旦那がいて祭りがあって子が育つ。

５）政府は審判。プレーヤーと兼任するのは異常な姿。

サブタイトルは投資哲学とあります。

[ブクログ · ★★★★☆]

個人的に初和平さん。
テレビで少しだけ見たことあったが、そのときは笑顔がいい、ただの成金おじさんだと思っていた。
これを読むとなぜこの人が個人の大株主になれたのかがよくわかる。
が、これを実践してそのまま儲けられるかどうかは微妙。