フランス人の性~なぜ「#MeToo」への反対が起きたのか~

フランス人の性~なぜ「#MeToo」への反対が起きたのか~

902円 (税込)

4pt

2017年にはじまった「#MeToo」ムーブメント。数々の有名人、権力者たちが糾弾・告発される中、フランスでは女優カトリーヌ・ドヌーヴら100人の女性たちが反対声明を発表した――。この時代にいったい、なぜ? 出生率2.01人の子どもを産み、育てやすい国。たとえ高齢者であってもセックスレスなどあり得ない国。大統領も堂々と不倫をする国。「性」におおらかな国・フランスの現在を、在仏ジャーナリストが描く。

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フランス人の性~なぜ「#MeToo」への反対が起きたのか~ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    筆者の実際の経験と、
    歴史、文化的な考察のブレンドが
    絶妙。考えるヒント多数。

    フランスの性教育、
    プランニング・ファミリアルの存在、
    中高の保健室にコンドームがさりげなく
    置かれ、モーニングアフターピルも
    もらえる。

    性的他者の感受性を想像する授業。

    フランスでも女性の進出は遅かった。
    キリ

    0
    2019年01月19日

    Posted by ブクログ

    歴史が現在に紐付いてる様を見せつけられると、価値観うんぬんかんぬんは脆く弱いものなのではと弱気になってしまうな..

    0
    2018年10月08日

    Posted by ブクログ

    歴史や宗教・政治体制、教育・文化的背景などから、フランス人の性に対する捉え方を多角的に読み解くという内容。

    著者の息子さんとの性トピックに関するエピソードが掴みになっているのも、新米ママの私としては興味が湧きやすかった。

    宗教観による性欲の罪意識、騎士道恋愛による三角関係、奔放な宮廷恋愛…歴史の

    0
    2021年10月05日

    Posted by ブクログ

    面白かった。
    同じヨーロッパでもフランスは性の考え方が独特。イギリスや北欧とは全然違うのね。もちろんアメリカとも。フランスがいいとか日本がいいとかではなく、いろんな考え方があって面白い。

    0
    2020年07月20日

    Posted by ブクログ

    期待せずに読んだが、意外と面白かった。フランス人と話しながら、??と思うことがいろいろあったのだが、その疑問が解決された感じ。性について、日本人とは全く違う意識なのだなあとしみじみ。

    0
    2019年01月04日

    Posted by ブクログ

    フランス人が「性」をどのように捉えているか、その歴史的背景とともに明らかにする。

    「「#MeToo」後のフランスでは「女性も自分が望むセックスをイメージして、相手にはっきり伝えよう。自分の欲望を表明できるようになれば、ノーもはっきり言えるようになる」と盛んに言われるようになった」(本書終章より)

    0
    2018年10月11日

    Posted by ブクログ

    背景にある宗教の説明もあり、でもジェンダー論というほど堅苦しくなく、そして白黒で評価できない、良く言えばポエティックなフランスの性に関する考え方がなんとなくわかってよかった。(実際行ってみないとなんともいえないけど)
    近年ポリティカルコレクトネスが声高に叫ばれる中で、女性として不快に感じることが減っ

    0
    2023年02月11日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    友人とお薦め本を交換した結果、巡り合った一冊。
    とても読みやすい文体で、サラッと読むことができた。
    特に序盤は、カルチャー・ショックを感じることのできるキャッチーな事例が多く、飽きない内容だった。

    そんな本書は、二つの捉え方から全く別の評価をすることができる。
    一つは、異文化理解という大きい括りの

    0
    2024年05月24日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    恋愛で頭が溶けてマズイことをしてしまう、いいじゃないですか、人間らしくて。
    と言い切る著者。
    恋愛をモラルで断罪することはないようだ。と書いているが、それでは未成年に対する恋愛はどうなのだろうか?歳の差はモラルが関係しないのだろうか?

    不倫の噂をたてられたファーストレディが週刊紙を訴えたところ「現

    0
    2021年04月26日

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