市場って何だろう ──自立と依存の経済学

市場って何だろう ──自立と依存の経済学

770円 (税込)

3pt

4.0

自立するために、多くの依存先を持とう! さまざまな依存先を提供しうる市場という頼れる存在。市場の原理をゲーム理論で読み解きながらそのあり方・可能性を考える。

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市場って何だろう ──自立と依存の経済学 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2019年09月27日

    ゲームの理論の第一人者が「市場」について平易に語る1冊。前半では我々の生活の根幹に存在する市場について、具体的かつ総論的な記載があり、後半では、差別や障害者と市場と言ったテーマが語られます。後半はあまり考えたことがなかった視点で、新鮮でした。

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    Posted by ブクログ 2023年08月06日

    とらえにくい内容もわかりやすい例えで話されててなるほどなあーと。書いた人頭いいんだろな…
    後半はちょっと退屈だったかも。比較優位の話が面白かった。同じ仕事をしているのに日本にいるから高い賃金がもらえる、ってのは確かに不自然な状況で、今後それが是正されたら結果的に日本人の暮らしは苦しくなるのかなあ…

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    Posted by ブクログ 2019年01月15日

    市場は依存先=選択肢を与えるところ。自立につながる。

    所属型と契約型。芸能界のような所属型は競争環境=市場が存在しない。村八分は、村から出るコストがかかる場合にのみ有効な手段。小林幸子やスマップは、インターネットで既存のシステムを揺るがした。

    眼鏡の増永の社是「良い眼鏡を作る。出来れば利益を得た...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年06月15日

    わかりやすくてえらい。「社会学者の上野千鶴子さんに、「あなたって、経済学帝国主義でしょう」と言われたとき、「はい」と即答した。人間の科学としての経済学を発展させることで人間の営みを貫く社会の理を追い求めたい。そう考えれば、当然の回答だった。」p.42

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    Posted by ブクログ 2024年05月05日

    著者は東京大学大学院経済学研究科の松井教授。世界的な業績をあげているゲーム理論の大家である。
    本書の前半では市場の特性や市場の失敗について主にゲーム理論を用いて説明し、後半では氏の後半生のライフワークとなっている差別や障害への取り組みについて述べられている。

    本書の前半と後半でガラリと内容が変わる...続きを読む

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