殺人鉱脈

殺人鉱脈

682円 (税込)

3pt

3.0

長野県豊科駅の近くでおきた、立てこもり事件が無事解決した。
ほっとしたのも束の間、あろうことか事件解決にあたっていた機動捜査隊の隊員が、コンビニのトイレに、拳銃を入れていたウエストポーチを置き忘れてしまう。
大失態だ。
長野県警はこの失態を挽回すべく、拳銃発見に総力をあげるが、遠く離れた石見銀山の見学坑道内で、その拳銃を使った事件が発生した。
急きょ、道原伝吉刑事は、事件となった島根の地に出向くことになるが、第二の発砲事件が、今度は長野県の白鳥湖でおきてしまう。
一見、ふたつの事件に関連はないように思われたが、道原伝吉の執念の捜査によって、遠い過去から複雑に絡み合う宿怨、悔恨がふたつの事件の元になっていたことを突き止める……。
人の善意と欲得が織りなす協調と背反を、見事に描ききっている。読み応え十分。

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殺人鉱脈 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    そういえば最近刊行された伝さんシリーズって登山のシーンが出てこないな。

    最初に殺されちゃった明日美さんは完全にとばっちりな気がして不憫だった。
    そして拳銃を失くした巡査部長はどうなるのか。
    処分とか、家族とか。
    気になる。

    0
    2012年09月28日

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