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著者は2000年から17年間、ヤフーのIR担当責任者として、成長し続ける企業「ヤフー」経営陣と株式市場の間を取り持ってきた。ヤフー成長の裏には、株式市場の代表である機関投資家、個人投資家、証券会社に所属するアナリストと継続的に対話してきた事実がある。本書では経営者との折衝、市場関係者とのやりとりなど、IR担当者が「質の良い対話」を求め、実現のための手立てを模索してきた模様を、ルポルタージュで迫る!
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Posted by ブクログ
非常に面白かった。 今までにないようなビジネスで、かつ、親会ソフトバンクとの密な関係のあるYahoo!ジャパンにてら機関投資家と常に対話をし続けてきた著者の本。 機関投資家や、セルサイド、つまり証券会社のアナリストへの丁寧な情報提供と、それによる市場の反応、質問や指摘といったフィードバック。このフ...続きを読むィードバックを、無料のコンサルティングサービスとして社内、そして経営に伝えていく。戦略をうつす鏡として、機関投資家の声を使えるか。
大企業のヤフーが株主とどう向き合ってきたのかが分かる本でした。期待していた内容と違ったので、個人的には残念でしたが面白い内容ではありました。
経営陣と株式市場(投資家等)の間に立つIR責任者が、情報漏えい事案、新規事業開始、イーアクセス買収、経営陣交替等の局面において、どのようなことを考えやり取りしてきたのか、リアルを体感できる書籍。ヤフーの将来性をかけて投資している投資家とのやりとりには今後の施策の検討に資するヒントが含まれていることも...続きを読むあり、そのコミュニケーションが非常に重要である。またヤフーはソフトバンクおよび米国ヤフーが大株主であり、ときには親子間取引に対する否定的な意見をあびることもあったという。こういった局面を乗り越えてきた著者が社長室長として君臨している間はヤフーも安泰なのではないかと考える。
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ヤフージャパン 市場との対話 20年間で時価総額50億円を3兆円に成長させたヤフーの戦略
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