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2010年7月の参議院選挙で、与党・民主党の菅首相は、なぜわざわざ国民の嫌気を買うこと必然の「消費税率の上昇」に触れなければならなかったのか? それは、日本の財政が、国民が考えているよりはるかに厳しく、もはや、「まったなし」の状況まで追い込まれているからである。800兆円を超える赤字国債発行額は、世界第一位だ。そして、新興国の台頭により、あまり望めない経済成長。それどころか、福祉や年金に負担が増し、ますます政府の借金は増えるばかり。はっきり言って、明るい見通しなど全く描けないのが日本経済の真実なのだ。日本は、近未来に財政破綻する。その状況を詳述し、それに日本人としていかに備えるかを、わかりやすく説いたのが本書である。どんなことがあっても生き残るためのヒントが詰まった一冊である。
...続きを読むPosted by ブクログ 2010年09月11日
本当に破綻するんだろうか。
でも、これだけの借金があるって、普通に考えたらおかしいよな。
どれだけ、経済成長による収入増を見込んでいるのか、それを考慮しないといけないか判らないけど、やっぱり、、異常だ。
それが、日本だから、大丈夫と思っているのは日本人だけなんだろう。
ハイパーインフレと叫ばれて久し...続きを読む
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