マリア・シャラポワ自伝

マリア・シャラポワ自伝

1,833円 (税込)

9pt

4.4

わたしの人生に何が起きたのか、あなたに知ってほしい――。

ナブラチロワは、わたしの父にこう言った。「お嬢さんには才能がある。アメリカへやりなさい」。
父は6歳だったわたしとともにロシア脱出を決意。全財産に借金を加えた700ドルを握りしめ、テニスの聖地・フロリダ目指し、旧式ジェットに飛び乗った。しかし、言葉も話せない貧しい外国人父娘は、セレブ子女が集う現地テニススクールで冷たくあしらわれる。勝負に友だちはいらない。とにかく上手くなりたい。どんな相手にも勝ちたい。お腹を空かせてボロボロのウェアで死ぬ気で練習に励んだ末、遂に有力エージェントから目をかけられる。
そして、運命を変えたのが17歳のとき。小娘に過ぎなかったわたしが、憧れの女王セリーナ・ウィリアムズを打ち負かし、まさかのウィンブルドン優勝を果たしたのだ。あたらしい女王の誕生に、世界中が熱狂した。恋愛、買い物中毒、怪我、コーチとの確執……その後は、どんなことが起きても乗り越えてきた。
一通のメールが、ふたたびわたしを人生のどん底に突き落とすまで――。

“戦う妖精”が沈黙を破った! 可憐な容姿とは真逆の壮絶半生を綴った、全米騒然の自伝がついに日本上陸。

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マリア・シャラポワ自伝 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2020年01月07日

    全編を通してシャラポアが勝気な性格であることが分かります。内容の割に長い本です、もう少し訳を工夫するべきかなと思いました。シャラポアが幼少の頃の話は興味深く読めます。活躍し始めたら、みなさんが知っている通りなので、そうだったかなぐらいで、他のテニス選手の自伝と同じようにプロの世界は非日常だと思わされ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2018年10月21日

    シャラポワが書いた自伝。シャラポアが、すごい境遇に育ったすごい選手であることがよくわかった。
    「誰もがやめてしまったあとでさらに5分間動くプレーヤー、風がふきすさび、雨が降りしきる中で第3セットの後半まで辛抱し続けるプレーヤーが勝利する。それが私の才能だった。強さやスピードではない。スタミナだ。私...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2018年10月20日

    女子テニス界有力選手のマリア・シャラポワが自らの幼少期からのテニスの関りから、プロデビューを経てトップ選手に至るまで、そしてドーピング疑惑の発覚の後にツアーに復帰するまでのまさに「波乱に満ちた人生」を語る自叙伝です。
    「本当にシャラポワ自身が書いたのか?」と思うほどに表現や描写が豊かで、シャラポワの...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年06月28日

    内容とは離れて、例えばロシアの人がアメリカに移住して、その人に見えるアメリカがある。こういう視界の方が、いくらか素に近いアメリカを知ることができると感じる。ひいき目や近視眼的な濁りやピンボケがしにくいと。
    内容からは、能力、決断、構造、そういったものの中で生きることを教わった。自由の概念よりは解放に...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年03月26日

    なんとなく一匹狼の雰囲気があったが、幼少期から常に勝つことだけ考える負けず嫌いの性格だったシャラポワ。

    例の禁止薬物があってキャリアが短くなってしまったのは本当に勿体ないなあ、、

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    Posted by ブクログ 2019年04月20日

    6歳からテニスの為に父親と二人、なんのツテもない中フロリダに渡って、苦難を乗り越え世界ランキング1位になった彼女。モチベーションはとにかく皆んなを倒したい。人一倍の闘争心、負けず嫌いな性格がストイックな生活を続けられた理由。単純にそう言うモチベーションで良いのだと思う。自分が学生の頃もそうだったから...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2018年09月07日

    この本でまず驚いたのは、どのページをめくっても文字でびっしりだったことだ。しかも、今出版されている多くの本よりも、文字は小さい感じがする。

    シャラポワは、書かずにいられなかったのかもしれない。唐突にテニスをストップさせられて。

    あのときのことは私も覚えている。
    突然、シャラポワのテニスが見られな...続きを読む

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    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2019年05月29日

    翻訳された日本語の質が今ひとつ。特に,父親の名前を「ユーリ・シャラポワ」としているところは全く理解できない。彼は「ユーリ・シャラポフ」である。

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