僕の未来だった君へ

僕の未来だった君へ

1,188円 (税込)

5pt

4.0

21歳新鋭が描くピュアな初恋ファンタジー。

「私、雪女なんです」

実家を離れ、不器用に生きている理系男子、高専生の高垣直樹(19歳)は、春の桜並木の下で雪女を自称する不思議な少女、笹目雪と出会う。初めは困惑する直樹だったが、雪の雪女らしい?突飛な行動に振り回されながらも少しずつ彼女に心を開いていく。直樹には、小学生時代、初恋の相手を守り切れなかったという心の傷があった。雪の励ましにより、直樹は周囲との関わりにおいても確実に変わっていく。
しかし、冬の訪れと共に雪は彼の前から姿を消してしまう。彼女を探し回り、ついにその元へたどり着いた直樹が紡ぐ言葉とは…。
『完治』することは決してない傷に対して、「僕」はどう向き合うのか。
心が温もる、ほのかな恋愛ストーリー。

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僕の未来だった君へ のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ

    子供が木更津高専生だった。ほんのついこないだですが、なんか懐かし感じがして手に取りました。
    高専のまわりはこの作品に出てくるように坂道ばかりですね。わかるわかる。

    なんか切ない、青春そのもの!がきれいに描かれていると思いました。
    ラストの風花の章良かったです。
    景色を思い浮かべて読むとキラキラ感が

    0
    2018年11月12日

    Posted by ブクログ

    「私雪女なんです」いきなり怪談話かと思いきや、笹目雪なんてなんてファンタジーな名前でしょか?
    主人公の過去の初恋の相手の化身なのかと思わせるところがファンタジーでした。
    美芳ちゃんとの恋なのかもしれない行方も気になりました。

    0
    2018年06月20日

僕の未来だった君へ の詳細情報

  • カテゴリ
    小説・文芸
  • ジャンル
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    小学館
  • ページ数
    224ページ
  • 電子版発売日
    2018年07月06日
  • コンテンツ形式
    EPUB
  • サイズ(目安)
    2MB

閲覧環境

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