さよならクリームソーダ

さよならクリームソーダ

896円 (税込)

4pt

松本清張賞作家の描く美大生の青春
美大合格を機に上京した友親に、やさしく接する先輩・若菜。しかし、二人はそれぞれに問題を抱えており――みずみずしい青春の日々。

恋をした。とても悲しい恋を。

美大に入学したての友親は、知り合った先輩の若菜と親交を深めるうちに、自らの中にある問題に向き合うことになる。一方、若菜も心に傷と秘密を抱えていて……。友親の前に現れた少女・恭子は何を知っているのか。かつての悲恋、家族との軋轢、才能への渇望と絶望――美大生たちがすごす、瑞々しくも痛切な日々を描いた、額賀澪の青春小説。

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さよならクリームソーダ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    額賀さんの青春ものは裏切らない。自分は通らなかった青春のキラキラを見せてくれる。

    今回は、比較的登場人物が背負っているものが重かったけど、悲壮で終わらせず、誰もが少し目線を上げられるエンドになったのは良かった。

    クリームソーダ、透明なやつ、作ってみようかな。

    0
    2022年05月23日

    Posted by ブクログ

    絵を描いてきた人、そのほか芸術に関わってきた人、あと家族について思うところがある人に、響くものがあるんじゃないかと思います。

    0
    2021年07月23日

    Posted by ブクログ

    読みやすい文章
    若菜さんみたいな惹かれるけど根本的には嫌いだなぁて人ってずるい
    人たらしなのに根本的な自己中
    青春、恋愛、家族要素がありながら、正しく生きようとしなくてもいいっていうメッセージ

    0
    2023年08月16日

    Posted by ブクログ

    片付けをしていたら出てきたので(多分娘のもの)読んでみることにしたけど、ベタベタの恋愛小説かと思いきや、それほどでもなかった。逆に感動の物語でした。

    0
    2023年06月13日

    Posted by ブクログ

    題名と表紙に惹かれ読み始めたが、想像よりもずっしりと来るものがあった
    芸術を専攻する自分とも重なり色んなことを考えさせられた

    0
    2022年10月15日

    Posted by ブクログ

    「家族から離れる」事のお話

    何とも説明がしにくいので、公式のあらすじを貼付
    --------------------------
    美大合格を機に上京した友親に、やさしく接する先輩・若菜。しかし、二人はそれぞれに問題を抱えており――みずみずしい青春の日々。

    恋をした。とても悲しい恋を。

    美大に入

    0
    2022年06月27日

    Posted by ブクログ

    額賀澪さんの作品はかなり前に「ヒトリコ」を読んだことに引き続き、2作目です。

    クリームソーダと聞いて思い浮かぶのは、個々人に差はあれど、丸いバニラアイスの乗った緑色のアレ、ではないでしょうか。見るも鮮やかでさわやかなあの佇まい。
    しかし、本作に登場するのは同じクリームソーダでも、少し趣が違っていま

    0
    2022年04月15日

    Posted by ブクログ

    美大で、自分を探す若い人たちの物語。

    圧倒的な才能をもち、人当たりもいい柚木若葉。
    頭もよく、見た目も整っている。
    入学し、彼と同じ寮に入った後輩の寺脇友親は、そんな彼にひきつけられながらも、違和感がぬぐえない。
    何か後ろ暗いバイトもしているようだ。

    友親も、家族の中で自分の位置を捕えかねている

    0
    2021年08月15日

    Posted by ブクログ

    才能があって、これっていうものが見つかる人生は素晴らしいと思うけど、それに縛られてしまったり、失った先に何も残らない恐怖もあるよね

    0
    2020年12月22日

    Posted by ブクログ

    尾崎豊と美大生とクリームソーダ。
    エモい要素しかない。
    私がこれを映画化させたい。
    もう一度ゆっくり読みたい。

    意外と複雑なお話。

    0
    2023年07月19日

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