女政治家の通信簿(小学館新書)

女政治家の通信簿(小学館新書)

902円 (税込)

4pt

4.3

彼女たちの「政治家としての資質」を問う。

永田町や霞が関は、今も男性優位と指摘される。財務省のセクハラ問題は氷山の一角。女性の政界進出は時代の要請だ。

ただし、昨今、女性政治家の失言や醜聞が俎上にのることも珍しくない。女刺客、○○ガールズ、マドンナ議員。選挙時の「党の華」も、当選後は機会に恵まれず、人知れず散る。

女性政治家が活躍するためにも、「女性だから」と重宝するのではなく、「政治家の資質」を問うことが必要ではないか。

【本書に登場する女性政治家たち】
「鉄の天井」などない/小池百合子都知事
涙ぐむ「ともちん」に保守層も引いた/稲田朋美前防衛大臣
女は弱し、されど母は強し/野田聖子 総務大臣
「二重国籍」を批判するバカたちへ/蓮舫元民進党代表
「土」と「大麻」に拘泥する総理夫人/安倍昭恵総理夫人(番外編)

ほか中山恭子、山谷えり子、杉田水脈、辻元清美、山尾志桜里、福島瑞穂、吉良佳子、上川陽子、片山さつき、高市早苗、金子恵美、佐藤ゆかり、上西小百合、三原じゅん子、今井絵理子、丸川珠代、嘉田由紀子、太田房江、小渕優子、鈴木貴子、田中眞紀子、土井たか子、扇千景の計29人を論評。


野田聖子総務大臣、舛添要一前都知事との対談も収録。

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女政治家の通信簿(小学館新書) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2019年07月06日

    今までやけに肩に力が入ってからぶっていたり、露悪的になったりして不興を買っていたように思うが、初めて面白く、フラットに落ち着いて読めたように思う。
    女政治家というくくりは少々炎上商法狙いというか、ポリコレ話題に乗っかった感があった。しかし、このくくり方をした理由も目的もとても腑に落ちたのだ。
    単なる...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2019年03月10日

    政治学者の古谷経衡が評価する女政治家。

    女政治家は男性と違い、ルックスや保守層の支持が大事だということがよく分かった。

    0

    Posted by ブクログ 2018年09月30日

    29人の女性国会議員を新旧とり混ぜて(といっても旧は少しだけ)評している。1冊に29人を詰め込んでいるので1人当たりはペラッペラの中身。野田聖子を例外にし、基本的には彼女たちを酷評しつつそうした状況を許している日本社会にも苦言を呈するというわりと安全地帯からどうでもいいことを言っているような、誰かも...続きを読む

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2018年07月27日

    昨晩、著者のトークイベントにて購入。
    竹島上陸記を記しているということもあって以前から注目していた。昨今の大活躍には驚くばかり。

    ふんだんなレトリックと知識を生かしつつもパーソナリティーを生かした大変に文体で女政治家たちをぶった切っていく。大変面白いし、そこそこ真実を捉えている。宗男の娘のところで...続きを読む

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