無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
Posted by ブクログ 2023年02月11日
いつもながら潔い。
ほぼ自伝なんだろう。
濃密な母子の時。
落合さんの介護の話を書いた本はほとんど読んできたので、介護の話にはそれほどの新鮮味はなかったけれど、
彼女の子どもの頃の記憶と交互に語るので、ああ、子どもってこんなことを考えるんだなあと。
「母より先に死ぬのが何より怖かった」と。
自分がそ...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年07月14日
7年の介護を経て母を看取り、愛したひとや親しい友人たちもこの世を去った。自身にも病の影がさし、経営する絵本の書店も信頼できる部下に譲った。その時の72歳の主人公の境地が、強烈に羨ましい。
「いつでも死ねる。それは、なにより大きな安堵だった。~それは、大きな解放、自由だった。」
人間はいつ、何を納得す...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年07月09日
認知症の母親の介護をいかに娘として向き合って行くのかが、赤裸々に書かれている。
親を看取るための壮絶な毎日だが、冬子自身が倒れてはならないと、決意の重さが伝わった。
後半は、仕事を通じた友人などとの別れ。
72歳になるまでに、こんな経験をしたからこそ感じるものが、淡々と書かれていて、ラストは重いテー...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年04月21日
子どもが小さかった頃、お世話になったクレヨンハウス。
最近またご縁が出来て、本を購入するようになった。
懐かしくて、若い頃夢中になって読んだ落合さんの本を
再び手に取ってみた。
この本は落合さんにとっても21年振りの小説らしい。
あの頃はわからなかったことが、20年以上たってようやくわかるようになっ...続きを読む
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。