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愛するがゆえの誤解が二人を遠ざける。会いたくて会いたくて、たまらないのに。
キャリーは同僚医師のコナーと、幸せな結婚生活を送ってきた。けれども長らく子宝に恵まれず、ようやく授かったと思ったら、生まれる前に天国へ旅立ってしまい、深い喪失感に打ちひしがれた。なんとか仕事に復帰し、立ち直ったかに見えたキャリーだったが、ある日突然、彼女は短い置き手紙を残し、愛の巣を飛び出した。〈ごめんなさい。離婚手続きを進めてください。どうかお幸せに〉涙でにじんだメッセージを読み、夫のコナーはキャリーを捜すが、ゆくえ知れずのまま、彼女が住み慣れた家に戻ってくることはなかった。それもそのはず、キャリーは、コナーがもう別の女性を求めていると、人づてに聞いて絶望の淵に落とされてしまったのだから……。
■愛する夫を思うあまり、みずからが身を引くしかないと姿を消したキャリーの心中を考えると胸が締めつけられます。愛の試練と心の機微を巧妙に描く人気作家J・メトカーフが用意した結末とは……?
Posted by ブクログ 2018年07月02日
オビに「おすすめ 感涙必至」と書かれているだけあり、なかなかに読み応えのある作品でした。
長く辛い不妊治療の末、漸く身ごもった赤ちゃんが胎内死亡してしまい、哀しみと絶望の淵にいた女性医師キャリー。彼女は同じく医師である夫コナーがもう彼女への愛と関心失ったと思い込み、置き手紙一つを残して家を出ます。...続きを読む
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