65歳からは検診・薬をやめるに限る!

65歳からは検診・薬をやめるに限る!

1,320円 (税込)

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4.0

治療をしてもしなくても、人間の寿命は変わらない!

年をとるほど健康への関心は高くなる。国はメタボ健診やがん検診などを推進し、「早期発見・早期治療」のメリットをうたう。だが、EBM(エビデンスに基づく医療)の第一人者である著者は、「65歳を過ぎた人に定期検診は必要ない。むしろ受けると不幸になる」と断言する。検査にはあいまいな判定や間違いもあり、「絶対」といえるものではない。健診・検診が有効かどうかも実はよくわかっていないのだ。むしろ早期発見しないほうがいいがん(甲状腺がん、前立腺がん)を早期発見してしまうと、かえってデメリットがある。

また、薬もやめたほうがいい。高齢になると薬の効きめもあいまいになってくるし、なにより薬の治療効果より副作用というリスクのほうが大きくなってくる。若い現役世代と定年後世代では、医療のあり方が違ってくるのである。実際には、高齢者は薬を飲んでも飲まなくても、寿命に大差はない。ならば、健康を気にして「血圧を下げないと」などとあくせくがんばるより、年をとったら無用な検診・薬はやめて「ほどほど」に生きることがいちばんいい。「健康第一」という思い込みを外すとラクになる。定年になったら医療と生き方をリセットしよう。

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65歳からは検診・薬をやめるに限る! のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ

    1961年生まれ、現在、西国分寺で開業の「家庭医」、名郷直樹(なごう なおき)氏の「65歳からは検診・薬をやめるに限る!」2017.4発行の書です。医療の世界の表と裏、検査の正常・異常の境目のあいまいさ、薬の限定的効果と副作用、薬よりこわいサプリメント・トクホ、高齢ほど薬のデメリットは大、65歳から

    0
    2017年05月03日

    Posted by ブクログ

    少し極端なタイトルかもしれないが、エビデンスに基づき発言されているので面白い。

    言いたいことは、長生きが唯一の正解ではないということ。
    「健康欲」「長生き欲」は持たない方が幸せではないか。
    死ぬ直前10年に不健康な時期がやってくるので、不健康になることを恐れるのではなくてどういきたいか常に考えるこ

    0
    2020年01月06日

    Posted by ブクログ

    健診を受けても受けなくても65歳からは大差はない。
    年代別平均余命のグラフを作る。70歳以上は、変化がない。

    検査は、任意型、対策型がある。擬陽性、偽陰性がつきもの。
    障害医療費の半分は70歳以降にかかる。不健康寿命は10年程度で変わらない。
    甲状腺がん、前立せんがんは進行が遅いので治療しても無駄

    0
    2018年04月28日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    私がこれまで考えてきた薬や検診・病気の治療に対する考え方と全く同じで、「私は間違ってなかったんだ!」と自己肯定できて大満足した本です。他の人に言うとひかれそうで言ったことはありませんでした(笑)

    ・健康を追求しすぎてストレスになっては本末転倒。
    ・検査を受けて悪い数値が出て気にするよりも、受けない

    0
    2017年10月09日

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