日曜の午後はミステリ作家とお茶を

日曜の午後はミステリ作家とお茶を

「事件を解決するのは警察だ。ぼくは話をつくるだけ」そう宣言しているミステリ作家のシャンクス。しかし実際は、彼はロマンス作家である妻のコーラと一緒にいくつもの謎や事件に遭遇し、推理を披露して見事解決に導いているのだ。取材を受けているときに犯罪の発生を見抜いたり、殺人容疑で捕まった友人のため真相を探ったり、犯人当てイベント中に起きた『マルタの鷹』初版本盗難事件に挑んだり、講演を依頼された大学で殺人事件に巻き込まれたり……。結婚20年余りになる作家夫妻の日常と謎解き。図書館司書の著者が贈る連作ミステリ短編集。/解説=大矢博子

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日曜の午後はミステリ作家とお茶を のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    それぞれ短い中で謎とその解決がユーモアを散りばめらながら語られています。趣味の良さが感じられる小品集。
    小品とはいえ、14話それぞれ事件と解決のバリエーションが豊富でワンパターンにならず最後まで飽きることはありませんでした。
    それぞれのストーリーは完結していますが、14話を通じて登場人物たちの関係性

    0
    2018年10月02日

    Posted by ブクログ

    50代のミステリ作家シャンクス。
    恐ろしい事件が起きるわけではなく、日常の謎解きです。
    とても力の抜けるいい感じです。
    夫婦共に小粋です。

    0
    2022年09月26日

    Posted by ブクログ

    ミステリー作家が探偵役になるちょっと洒落た感じの連作短編集。主人公の身の回りにあれやこれやの事件が起こるのだが、うーんたくさん起こりすぎだと思いつつ、アメリカだったらこんなものかなとも思ってしまう。作家もパーティーやチャリティーだとか、作家仲間やエージェントとの関りやゴーストライターの問題やら、いろ

    0
    2020年01月08日

    Posted by ブクログ

    中年ミステリ作家、シャンクスを主人公にしたミステリ短編集。シャンクスは探偵役なんかやりたくないのに結局謎解きをさせられるハメになる。シャンクスのぼやきにクスリと笑ってしまう。どの短編もユーモアを感じる終わり方で、タイトル通り、お茶でも飲みながら軽く読める。特に「シャンクスの怪談」のラストが好き。それ

    0
    2019年11月25日

    Posted by ブクログ

    日本初お披露目ロバート・ロプレスティ。本作は翻訳高山真由美さんの持ち込み企画。主人公は50代ミステリー作家奥さんもロマンス小説作家。主人公がなんやこんなんで殺人事件、日常のミステリーに巻き込まれ解決する14の短編。軽く楽しく読めました。続編よろしくです。

    0
    2019年10月10日

    Posted by ブクログ

    面白かったなあ。
    読み終わりたくなかった。
    思わずニヤリとしてしまう短編集。
    黒後家蜘蛛の会を彷彿とさせる雰囲気。

    0
    2021年03月27日

    Posted by ブクログ

    最初の1-2篇を読むと意外性が足りない気がするが、読み進むにつれ、控えめなユーモアとそこはかとない品のよさを感じるようになる。

    0
    2018年10月31日

    Posted by ブクログ

     ミステリ作家が事件に出会ったらというシチュエーションでの短編集。
     シャンクスが偏屈で頭が良くて皮肉屋で楽しい。
     そしてミステリ要素満載で、短編なのに気を抜いて読むと伏線がわからなくなるほどである。短いのに濃密だ。

     解説で「黒後家蜘蛛の会が好きなら」というくだりがあり笑った。ああ、好きだよ。

    0
    2018年08月05日

    Posted by ブクログ

    作家が探偵になる(わたしは探偵ではないといいながら)日常の謎系の連作短編集。ユーモアたっぷりでほのぼのしてて、でも作品によっては殺人もあったりして、ミステリらしさもたっぷり。とても読みごごちがよかった。

    0
    2018年07月30日

    Posted by ブクログ

    “小粋でしゃれた味わいのミステリ”(by解説者)、連作短編14話が収録されています。

    ミステリ作家のシャンクスが、遭遇する様々な謎を解決していく話で、事件性があるものというより(無くは無いですが)、基本的には“日常系”の謎解きがほとんどです。
    シニカルで始終ぼやいているシャンクスですが、妻のコーラ

    0
    2022年08月08日

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