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どうすれば社員はもっと主体的に動けるのか?
変質とスピードの時代、勝敗を決めるのは社員一人ひとりのアカウンタビリティの育成だ。
米国で最もポピュラーな童話のひとつ『オズの魔法使い』をもとに説く、21世紀の経営の神髄。
本書の原書であるThe Oz Principleは1994年にアメリカで出版され、50万部を超えるベストセラーとなっています。
すべての経営者と管理職にとって、「主体的に動く」社員をどうしたら育てられるのかは切実な問題です。
本書の著者は、そういった社員を育て、結果を出す組織をつくるために、「アカウンタビリティ」を高めることが必要だと説きます。
「アカウンタビリティ」とは「被害者意識」の反対で、「自分が問題の当事者であると考え、自分の意志で主体的に行動しようとする意識」を意味します。
現在、日本においては、「アカウンタビリティ(accountability)」という言葉は会計用語と受け取られることが多く、その場合「会計責任」「説明責任」などと訳されます。
英語としてはもう少し意味の範囲が広く、単に「責任」「義務」と訳せることもあるようですが、アメリカでもビジネスの場では、日本同様に会計用語として使われるのが普通でした。
ところが本書の出版後は、本書の中に述べられているような意味で使われることが多くなっているようです。本書の影響の大きさがよくわかります。
著者は、アメリカで最もポピュラーな童話である『オズの魔法使い』のテーマは
「登場人物たちが被害者意識から脱し、自分の持っている能力に気づく」
ことだと言います。
そして、『オズ』の物語や登場人物になぞらえながら、個人と組織がアカウンタビリティを高めていく方法を解説していきます。
Posted by ブクログ 2009年10月26日
【09/10/26】
アカウンタビリティとは今日説明責任だとか会計用語に使われていると聞きます.それだけではないよーっていうのがこの本を読むことでわかりました.《オズの魔法使い》のストーリーになぞらえてアカウンタビリティの重要性を説いていっています.常日頃、存在している被害者意識を払拭し、いかに主体...続きを読む
Posted by ブクログ 2009年10月07日
■概要
書評メルマガで知り、惹かれて購入しました。
成果を出すために必要な要因"アカウンタビリティ"と、成功を妨げる要因"被害者意識"について
記述されています。
どのような優れたビジネスパーソン、組織、企業でも、必ず"被害者意識"に...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年07月04日
この本の内容をまとめると「全ては自分次第」
そのために、現実を見つめ、当事者意識を持ち、解決策を見い出し、行動をする。
この本を読んだことで自分がライン上にいるのか・ライン下にいるのか自己認知ができるようになった。自己認知ができたら後は自分次第でどうとでもなる。
もし自己認知した上で行動しないなら...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年11月11日
アカウンタビリティを持ち、「現実を見つめ」「当事者意識を持ち」「解決策を見出し」「行動に移す」行動を取り続けられる状態と、責任を押し付け合い、言い逃れをし、様子見で解決をのぞみ先送りする態度を取る状態、それらを分ける1本の細い線(ライン)。個人としても、組織としても、ライン下の行動から脱却して、ライ...続きを読む
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