本で床は抜けるのか

本で床は抜けるのか

880円 (税込)

4pt

大量の本を抱えて引っ越し、「床抜け」の不安に襲われた著者は、解決策を求めて取材を開始。井上ひさしや草森紳一らの事例を調べ、床が抜けてリフォームした人、蔵書をまとめて電子化や処分した人、私設図書館や書庫を作った人、等々を訪ね歩き、「蔵書と生活」の快適な両立は可能かを探る。愛書家必読のノンフィクション。〈解説〉角幡唯介

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本で床は抜けるのか のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ

    本で床は抜けるのかということから始まる本の収集保管にまつわるエッセイ、取材記。
    直接的な原因ではないかもしれないが、最後は著者は離婚してしまう始末。

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    2022年03月23日

    Posted by ブクログ

    ごく普通のアパートの二階で、大きめの本棚から本が溢れだした時にふとよぎった「床抜けたらどうしよう」。そこから色々調べているうちにこの本に出会った。
    読み始めた瞬間、私の不安はほぼ杞憂となった。あまりにも登場する人々のレベルが違う。蔵書の桁が違うのだ。
    増え続ける本と戦う人々の苦悩と解説でも言われてい

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    2021年02月26日

    Posted by ブクログ

    本好きにとっては切実で恐ろしい話。
    本の置き場をどうするか。分散する、書庫を建てる、電子化する、処分する、寄贈する。
    様々な事例を挙げて、当事者に話を聞き、蔵書と生活の快適な両立を探る。本に埋もれて生きていくのか。
    まさかの怖いオチに戦慄する。

    0
    2024年03月25日

    Posted by ブクログ

    大量の本で床が抜けてしまうのではとの不安から始まり、大量の蔵書を抱えた先人はどう保管してきたのか、持ち主亡き後の蔵書たちの行方は…などなど蔵書問題の取材記。
    結論があるようなまとまった話ではないけれど、事例が色々紹介されて、紙の本派としては興味引かれる内容でした。
    タイトルからたまたま手に取り、ルポ

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    2024年01月28日

    Posted by ブクログ

    ここまで来ると本棚に全然収まっていないことも多く、本が溢れた家屋の話がたくさん載っている。ただそれだけではなく、著者の本に執着するゆえの話がとても辛いなと感じたり。
    本好きには耳が痛い話でもあるし、本過ぎでない人もこんな人たちがいるんだと思ってもらえるのではないかなと。

    0
    2023年08月15日

    Posted by ブクログ

    子供の頃からの本好きでいつも身近に本を並べていたが、そんな私の小さな夢は部屋4面のかべ上まで作り付けの本棚が好きな本で埋まっている風景だった。
    それがいまは2本の本棚以上に本棚の増架を許してもらえず、それ以上に増えた本は引っ越し用段ボールに10個に詰めてしまい中身を忘れてしまって、それを確認するため

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    2022年12月31日

    Posted by ブクログ

    文庫本の解説は角幡唯介さん。
    「予期せぬ重たいノンフィクション」との評。
    人生の底が抜けてしまった、本読みの業がここにある。

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    2022年09月28日

    Posted by ブクログ

    取材内容が淡々とかかれていた。

    解説での、本というのは読むペースより買うペースの方がはやい、に関しては妙に納得。

    さて、今月も新しい本を手に取ろう

    0
    2021年09月01日

    Posted by ブクログ

     同年の著者による、本まみれになった人や、蔵書管理、書庫建設に関する取材記。専用書庫を持つのは夢なので、参考になるかと読む。
     著者の視点は面白いのだが、なんでそんな疑問を持つのか?またその程度の掘り下げか?と思う点が結構あった。中途半端感が結構あった。それでも最後まで読んだのは、本、というねたの良

    0
    2018年05月17日

    Posted by ブクログ

    本をため込む習性のある人は必読のエッセイ。いやー、このタイトルだけでめちゃ怖いんですが(笑)。床抜けの実話にびくびくさせられたものの、でもそれ以上に本が好きな人の話にはわくわくしちゃうんだよなあ。とはいえ、この本に登場する人たちとはレベルが違うと思います。なのでまあそうそう抜けることはないのかな……

    0
    2018年04月30日

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