日本の酒

日本の酒

814円 (税込)

4pt

4.2

古い文明は必ず美酒を持つ。醸造酒でありながら世界的に見ても珍しい蒸留酒並のアルコール度を誇る日本酒。麹カビから育てた酒の文化史・社会史を古今の書に探り、科学の眼で語る。「火入」「生もと(きもと)」「山廃造り」等、日本の酒造りの方法はどこが興味深くまた優れているか。醗酵学者・坂口博士(1897-1994)の決定版・日本酒読本。

...続きを読む

日本の酒 のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    酒好きな人より、日本古来の伝統技術が世界稀なる技術である事に興味がある人向け、で面白い。日本酒が恋しくなるし、感謝して飲もうという気になる。

    0
    2024年02月23日

    Posted by ブクログ

    814

    世界の歴史をみても、古い文明は必ずうるわしい酒を持つ。すぐれた文化のみが、人 間の感覚を洗練し、美化し、豊富にすることができるからである。それゆえ、すぐれた 酒を持つ国民は進んだ文化の持主であるといっていい。一人びとりの個人の場合でも、 或る酒を十分に鑑賞できるということは、めいめいの教養

    0
    2023年07月06日

    Posted by ブクログ

    日本酒の歴史や製造法の解説。
    日本酒と他の酒の違いや、日本の風土が作り上げた個性なんかが分かりやすく書かれていました。
    面白い。

    0
    2009年10月31日

    Posted by ブクログ

    原書は1964年刊行。当時の醗酵学のえらい先生が書いたもの。学者であると同時に、酒の愛好家といった風情が文章から伝わってくる。特に酒の味・香りを論じだして、食事とのバランス、飲むタイミングにまで話が及ぶのは酒飲みの視点である。日本の酒の歴史や製法や、微生物学的なバックグラウンドまであつかう。

    ・明

    0
    2018年11月05日

    Posted by ブクログ

    醸造学の見地から酒、とくに日本酒について論じた本。酒に関する薀蓄が満載だが、発酵の過程とか歴史とか学術的な本なので、読んでもあまり酒が飲みたくなるというような気持ちにはならない。しかし日本の気候や風土によって醸されてきたという日本酒の素晴らしさを再認識できる本。日本人ならボジョレーなどと浮かれていな

    0
    2010年11月22日

日本の酒 の詳細情報

閲覧環境

注意事項あり
  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア
  • 【閲覧できない環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

岩波文庫 の最新刊

無料で読める 学術・語学

学術・語学 ランキング

坂口謹一郎 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す