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Posted by ブクログ 2018年02月15日
2016年が初版ながら作風(文体)から少し固さ-奥ゆかしさを感じる。
また、京言葉や東北訛りの会話などもあり、
スムーズに読みづらいところも…
とはいえ、短編であること、
扱っている題材が今風であること
簡潔であることなど、非常に読みやすい要素は多い。
という点からも、
(言い方は悪いかもしれない...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年11月15日
鏑木蓮の短編集。乱歩賞デビュー10周年記念刊行だとか。
短編ミステリとして上手だった。乱歩賞作家らしい、スタンダードに大胆な伏線の張り方やストイックな犯人追求、絵的に映えるトリック等、見処は満載。
また、キャッチコピー通り人間心理の描写も深みがあり、やはり読み応えに通ずる。
難点を挙げるなら、雰囲気...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年11月13日
ほおっ。
読み終えて2つの意味でため息をついた。
ひとつひとつが短編とは思えない存在感。
ジャンルでの分類など寄せつけない
枠を超えた重厚な作品群。
その作品の濃厚さ 質の高さに
文庫一冊を読み終えただけとは思えない
疲労感がたまっていたことがひとつ。
鏑木蓮さんの作品には 実際の世...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年04月22日
作家デビュー10周年記念出版、幻のデビュー作から最近のものまでを厳選した10作品。
怨憎会苦:黒い鶴/ライカの証言
愛別離苦:大切なひと/雲へ歩む/魚の時間
求不得苦:京都ねこカフェ推理日記/あめっこ
五蘊盛苦:誓い/水の泡~死を受け入れるまで~/花はこころ
幻のデビュー作#黒い鶴をはじ...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年03月29日
2018/3/24
短編集。
短編集は感想書きにくいよね。
もやっと終わるのが特徴なの?
解説の名越さんが言ってた。
最後の能の話は結局凡人が天才を殺してしまったの残念。
もったいない。
芸事に囚われて狂っていく話は美しいけど、このタイプはどうだろう。
読んだばっかりのときは、凡人が自分の居場所を失...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年01月01日
人の心情をうまく描く印象のある点で、数多のミステリ作家の中では頭一つ以上抜きん出ていると個人的に感じている作家の短編集。
けれど、最初の作品にして表題作の「黒い鶴」ではその片鱗が見られない、トリック重視な印象の苦手なタイプの作品。ホントに同じ作者?と疑問に思うほど作風が違っていて驚きます。
ただ...続きを読む
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