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認知症は「治らない」「改善しない」という事が常識とされてきた。しかし、実は、医者は認知症を「治せる」のだ。医者である著者は30年に渡って、たくさんの認知症患者を診て、独自の治療法「コウノメソッド」を確立。そして、患者のかかりつけ医でも実践できるように無料公開している。そこに至った経緯や、今の認知症治療の問題点なども挙げていく。
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Posted by ブクログ
なぜお医者さんのいうことを 鵜呑みにしちゃうのか ホントわかんないわ、 この本読んでも まだ先生には言えない、って。 どーしたもんだかなぁ。 こういう患者さんのことを考えた先生が 増えてくれればいいのに。
この本を読んで、河野メソッドを取り入れている東京の病院をさがした。薬の処方で母が元に戻った。諦めないで良かった。あのままでは認知症にされていた。
コウノメソッド本が新書に。 読みやすい分量かつお手頃な価格(900円ほど)。 コウノメソッドを誰か(身内とか施設の方)に 手っ取り早く知ってもらうのに使えそうなサイズだ。 内容的には コウノメソッドの一般向けダイジェスト、というかんじ。 でもグルタチオン点滴とか リバスタッチは足裏に貼るのがよろし...続きを読む、とか 最新の情報も盛り込まれている。 ******************** たまたまだが今回 「治さなくてよい認知症」と この「医者は認知症を治せる」を続けて読んだ。 これはどちらかがどちらかの反論本というわけではなく 主張の近い部分もあって 河野医師は「治せる(改善できる)」のは 中核症状ではなくて周辺症状、といっており 一方の「認知症は治らない」というスタンスの上田医師も 「周辺症状が改善することはある」といっている(笑) 要は「治る(治す)」という言葉の定義が違うのですな。 (河野医師は「改善=治る」で上田医師は「改善≠治る」) 治療のスタンスとしては 河野医師は 患者<介護家族 上田医師は 患者>介護家族 であるように感じた。 個人的には 家族としては「治すこと」「もとに戻すこと」に 過剰な期待をもちすぎないのがいいかなと思うが それでもやはり 医師には「治すこと(改善させること)」を 放棄しないでいただきたいな、と思う。 (認知症ならアリセプト出して終わり、なんて医師は論外!)
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