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関わった会社が次々に黒字転換し、最高益。IPOにも成功――コンサルティングファームから「スーパー経理部長」と呼ばれた筆者が、実体験をもとにまとめる、簿記や仕訳よりもっと大事な経理社員の仕事の心得。
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Posted by ブクログ
手元に置いておこう。 気に入ったフレーズは、 一週間に一つ課題を片付ければ、年に50の課題を解決できる。 実践。
先輩に勧められて読んだ1冊。 ■デキる経理の行動パターン ①昼ご飯:毎日同じはダメ 考えるのが面倒くさいから、というのはダメ もっと安い店はないか、良いお店はないか、と調べることが大事。 ②買い物:多方面に考える習慣が身につく 新商品、新サービスは実際に購買、体験して相場観を感じたり、比較検討する...続きを読むと良い。 最新の斬新なものに触れて、自分の業界、職種に当てはめると良い。 「理由なき支出」から「将来の収入に繋がる支出」へのシフト。 ③新聞の読み方:経理は言われてやらされる仕事ではない 顧客の話が理解できる程度に広く浅くでも知識を入れる。 そのためには、世の中の動向についても情報収集する。 深く数字を知るためにも様々な分野の知識を入れて、最後に経済面で数字を事象と繋げると理解度が高まる。 ■「いつもそうしているから」が1番ダメ 今までの習慣が当たり前だと思っていても、違う環境で育ってくると、当たり前ではないこともある。 自分が絶対と思うことでも、「多分そうだろう」ぐらいに留めることで、柔軟に物事に対応できる。 ■常に請求書のその先を考える 資金繰りに苦労している会社もあるので確認の連絡が来るが、無下な態度を取るといつか自分の首をしめる。 偉そうな態度を取る人がいるか否かも、健全な会社かどうかの指標にもなると考える。 ■常に寛容であれ 仕事にプライド、誇りを持ってる人ほど、些細なことにも怒ることがある。 低姿勢で問い合わせを続けていくと、相手の態度も軟化する。 粘り強く、寛容に対応することで相手の本音に触れることもできる。 ■客観的な眼を持つ 特定の部署や社員だけに特別のルールがあったりするのは、経理上問題無くても、会社として許可しているのか留意すべき。 ■本末転倒の経理社員 新しいことを始めることに対して、自分達の仕事が増えることが面倒くさいからという理由で反対する社員。 経理に限らず、仕事に対する誇りが欠けている。 ■経営者が求める社員のタイプ 経営者が考えている数字の課題は何か 随時確認したい数字は何か それはなぜか ということを日々の会話の中から読み取る。 常に意識して考えておけば、聞かれても即答できる。 ■中小、ベンチャーの経理 資金繰りが重要なので、3ヶ月〜半年後の予測は必要。 増減分析の文書作成を磨く。 増減要因の7〜8割(項目は1〜3つ)を網羅する理由をまとめる。 ルールを自ら策定して会社に定着させる。 ■老舗企業の経理 既存のやり方が必要か検証する時間を増やす。 変化は悪いことではないという認識を浸透させつつ進めていく。 ■引き継ぎで習熟度を理解する なぜこの業務が会社にとって必要なのか、ということを理解して伝えないと部下からの疑問に答えられず、引き継ぎが上手くいかない。
確かに経理の、そうだよねっていう部分は抑えていますが、あえてフレッシュなネタがあるかと言えば… 改めて経理の仕事を再確認したい時に読めばなるほどと思える本です
経理職についての心得が本書を読んで理解できました。 ただ領収書や請求書をもとに計数すらだけでなく、社内で役に立つ人材になるためのノウハウが書かれていました。 様々な会社で経理の仕事に携わり見てきた著者だからこそ言えるデキる経理というのがわかった気がします。 また経理としての考え方だけでなく、役職別...続きを読むでの姿勢であったりとか、対役職や対職種について対応法も書かれており、非常に勉強になりました。 昔のように電卓を使って数字を合わせる経理からPCの発達とともに経理が求められる仕事も変わってきているのだと本書を読んで感じました。 経営に助言できる情報を提供できる経理が一歩先を行く姿であると感じたので本書で得た知識を活かして邁進していきたいと感じました。
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スーパー経理部長が実践する50の習慣
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前田康二郎
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