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時は平安――。昼は現世で朝廷に仕え、夜は地獄で閻魔に仕えている小野篁(おののたかむら)。冥府の役人たる彼は、現世でも隠された役割を負っていた。それは、死してなおこの世に彷徨うモノたちを冥府に送ること……。閻魔大王から贈られた七星剣を手に、篁が京の闇を駆け抜ける!平安の世に実在した人物、小野篁を描いた平安ファンタジー。
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Posted by ブクログ
昼は朝廷の役人、夜は閻魔王宮第三冥官という、人でありながら二つの世界に生きる小野篁が、京を襲う怪異に立ち向かう、平安ファンタジーです。 生真面目で融通のきかない篁と、そんな篁を放っておけない上流貴族の道楽者・真冬とのコンビが、愉快でした。
小野篁が閻魔大王の冥官となったいきさつが書かれているけど、伝説でもこのように伝えられているのかな。小野篁が結構狷介な性格で、その親友のへらへらしている藤原真冬との掛け合いは対照的で面白いといえるかもしれないが、怪異自体は最終的にちょっと小粒になってしまったなあ。
閻魔大王の補佐官をしていたという伝説のある小野篁。 今回も文字通り閻魔王の冥官として夜毎働いているという設定。 もっと怪奇小説的な内容かと思っていましたが、案外そうでもなかったのが残念。 仮にシリーズ化されても次作を読みたいとは思わないかな。 ただ冥府の設定は結構面白い設定でした。 しかも閻魔王が・...続きを読む・・だったとは。
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六道の使者 閻魔王宮第三冥官・小野篁
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