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日本を代表する総合電機メーカー芝河電機は社内で粉飾決算が横行していた。買収した米国子会社の原発企業ECCの巨額損失も発覚。証券取引等監視委員会も動きだし、ついには債務超過に陥り、存亡の危機に──。現実よりもリアルで予言的な長篇企業小説!
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Posted by ブクログ
東芝の事件とは知らず読んだ。面白かったー。実際こんなことがあったなんて驚き!何かのきっかけで嘘が始り、自分の意志から離れてどんどん嘘が大きくなってどうしようもなくなる。正直に生きようと思った。
酷い会社ですね。うちの会社も似た様なもんですよ。私の上司もCEOに逆らえなくて出来もしないプロジェクトをどんどん進めてます。来年春には「出来ませんでした!」ってなるのが丸見えです。大風呂敷をどうやって畳むのかを密かに検討している今日この頃です。
真実味を帯びている。実態はどうなのか、その後はどうなるのかと気にはなりましたが、しかし、小説となれば、もう少し読ませるように書いてもいいのでは。STOPをかける四銃士をもう少し前に出すとか。 経営者は器があるかもしれないけれど、変わってしまうっていうのもあるかもね。保身に入ったり。大きな流れができて...続きを読むしまうと、もう取り返しがつきませんね。
東芝問題をわかり易く小説仕立にした著者お得意の経済・企業問題小説。ノンフィクションより劣るが問題の本質を炙り出している点は流石。読みやすいがテーマがしっかりしているので読みごたえあり。
東芝の当時の現状を事細かに説明し、何故東芝がダメになったのかわかりました。粉飾に粉飾を重ねた決算。福島第一原発事故からドンドンダメになっていった。もし、福島第一原発事故がなかったら、復活していたのか?膿を出し切った東芝がシャープの用に復活するのか!?それとも…消えてなくなるのか?
東芝の粉飾決算を題材にした経済小説。トップ争いはちょっとやりすぎ観はあるが、粉飾は麻薬と同じで止められないんだろうな。
原発問題で解体されていく東芝をモデルにした企業小説。なかなか面白く一気に読んだ。日本の大企業の偉い人はこんなもんなんだろうか。自分の会社の上の方もチャレンジ、チャレンジ言うしな。。 同期のネットワークはやはりかけがえのない物なんだと、改めて思わせてくれるいい内容。現実の東芝はどうなってしまうかまだ...続きを読む分からないけど、企業にも寿命はあるよね。未来永劫続けるのは難しいし、本来そういうものでもないのかもしれない。
東芝をモデルにした企業小説。粉飾を重ね破滅へと突っ走る会社を建て直そうと社員が立ち上がる。無能でモラルや気概のないトップ,追従する節操のない中間管理職との対比で彼らの存在が際立つ。内容的には,内部告発から外部捜査に至る過程だけが書かれているだけなので第一部が終わっただけという感じの読後感。
どこまでがリアルで、どこがフィクションだったのかは定かではないが、東芝問題の核心が良くわかる内容。 江上さん、毎回凄すぎます!あっという間に読み終わりましたm(_ _)m
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