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小学校3年生の時にSMAPを知って以降、SMAPに自らのアイデンティティを仮託し、ファンとして約20年を過ごしてきた著者が語る、自身の、そしてSMAPの青春期、成人期、成熟期。軌を一にするその物語には、SMAPが作り上げたエンターテインメントの軌跡のみならず、未来までもが刻まれている。決して出会うことのないアイドルとファンが、肯定し、そして肯定される29年目のお話。
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Posted by ブクログ
色んな記事の寄せ集め?ダラダラ並べているだけ?と甘く見ていた。 自分の人生とSMAPの歴史を語ってくれていて、自分も同じ時を生きてきたんだなぁとしみじみ感じられた。 悩んだり喜んだり怒ったり、そこにいつもSMAPが当たり前のようにいた20年以上の月日。 いつかなくなってしまうと覚悟をしていたつ...続きを読むもりなのに、全然覚悟できていなかった。仲が良くないってわかっていたし、仕事のグループなんだからそんなこと必要無いって思ってた。 何が真実なんだとか推測する必要は無い。お互いが思っていることも分かり合えてたとも、思えない。もう、二度とあの頃には戻れないし、戻らなくてもいいんだとどこかで思っている。 大人になっていて良かった。 この本を書いた人も「大人になるのも悪くはない」と書いている。 自分が思い描いていた未来に立てるひとはそうそういないよ。これからの未来を6人が改めて描いてほしい。人生これから。本人たちが良ければ、事務所もマネージャーもどうでもいい。 どんなときもくじけずにがんばりましょう。
著者を取り巻く環境の変化と著者が1番愛したSMAPの変遷。 気恥ずかしさの中に自分が日常からぷつんと切り離されていく寂しさをその時初めて覚えた。 そして母親に連れられて2番目の小学校に初めて行ったときのこともよく覚えている。 新しい小学校は長い坂の上にあり、集団登校の列の見知らぬ顔にドキドキしなが...続きを読むら母の後ろをついていった。 ついに言えなかったが実は引っ越しの落ち着いた前日からこの朝がとにかく不安で不安で仕方なかった それでも膨れ上がった緊張を抑えながらやっと先生に挨拶した時なんと母親が手続きに必要な書類を家に忘れてしまったことに気づいた 私はまたもや1人で今度は職員室で待つことになってしまった 30分ぐらいの時間がものすごく長く感じた 思い詰めた表情で1人ベンチに座りこむ香取に最初に声をかけたのは同業者でもスタッフでもなくたまたま同じベンチに座っていた隣の若い男性だった香取がそれとなく事情話すと男性も続ける
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SMAPと、とあるファンの物語 -あの頃の未来に私たちは立ってはいないけど-
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乗田綾子
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