考える練習

考える練習

1,408円 (税込)

7pt

「考える」とは論理を詰めることではなく、世界と触れ合うことだ。頭の中の「使っていないソフト」を動かす。
◎「自分の命が何より大事」というのは本当だろうか?
◎「論理的」イコール「正しい」とは言えないのではないか?
◎「人は死なない」と考えることもできるのではないか?
論理に縛られて「テンプレート化した発想」から抜け出すための12講。

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考える練習 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ

    第1講 自分の頭で考えるには?
    第2講 テクノロジーを疑う
    第3講 ぐらぐらしたものをそのまま捉える
    第4講 「カネを中心にした発想」から抜け出す
    第5講 文学は何の役に立つのか?
    第6講 「神の手ゴール」はハンドでは?
    第7講 同じことを考えつづける力
    第8講 「じゃあ、猫はどうするんだ」と考える

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    2023年05月27日

    Posted by ブクログ

    普段、モヤっとして、これ理屈ではそうなんだろうけどなんだかなあ…と思っていることに対して見方(味方かも)を提示してくれる本、ていう感じ。

    小説を読む意味、効率至上主義、長生きする家猫と早死にする外猫の幸福度…。

    編集者との対話の形を取っているのも良い。

    繰り返し読むべき本という気がする。

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    2021年08月02日

    Posted by ブクログ

    自分の背中をそっと押してくれる本。
    恥ずかしながら、自分の考えや湧き上がる思いを肯定してくれる。
    思想が近いのかもしれないと感じました。
    何度も読み返して、そのたびに発見がある超名著だと思います。

    「考えるとは、理想を追うということ」

    これを忘れずに仕事していこう。

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    2018年11月23日

    Posted by ブクログ

    考えて答えが出ないことに失望しない、簡単に答えをださない、他人の受け売りをしない。

    答えが出ない中の悶々とした葛藤にいることこそが、「考える」ことであり、
    答えを出すことよりそのプロセスに意味がある。

    答えはずっとでないのかもしれないし、たいした意味はないのかもしれない。
    考えること、葛藤するこ

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    2016年11月07日

    Posted by ブクログ

    私のような天邪鬼というか人生を斜に構えて生きている人間には、保坂氏の言葉はすごく勇気づけられるとコメントすると氏は閉口するのかな。(保坂氏が悪いのではなく、非は私にあるのですが。)でも、世間が信じていることをたまには疑ってみて、それを正々堂々と態度に顕すことって、人として美しいし強さを感じます。やさ

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    2013年05月24日

    Posted by ブクログ

    たとえば村上春樹に「何枚レコード持ってます?」って訊いて、「ずいぶんたくさんあるみたいだ。しかしまだ十分ではないとしか答えようがない」って云われて、「は?なに言ってんのおまえ」ってなったとします。
    そんな村上春樹ってどんな思考回路してんのかを、噛み砕いて言語化してくれたような、そんなイメージの本です

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    2013年06月17日

    Posted by ブクログ

    考える事が大事だと知らぬ間に刷り込まれたのか、はたまた自発的に思い立ったかはわからないけどまぁ重要だってことには変わりない。
    で、『考える練習』です。
    とは言っても小説を書くための心構えだったり読書の仕方だったり、収束させずに拡散しろとか答えや証明なんてものはいらないだとか不安定な世の中を生きる術的

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    2013年05月06日

    Posted by ブクログ

    対話形式で読みやすく、ざっくばらんな語り口なので、まるで居酒屋のカウンターで保坂さんのトークにひたすら耳を傾けている感じ!
    小説内の描写を愛する私にとって、保坂さんの文学論にはとっても親近感がわきました

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    2017年09月15日

    Posted by ブクログ

    いいことがたくさん書かれてるんだろうなぁ,頭がいい人の本だなぁ,私にはかなり難しいなぁ,という感想。これがいちばん怒られるのだろうけど。

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    2013年10月25日

    Posted by ブクログ

    保坂さんの文章を読むようになってから、「考える」についてこだわるようになった。まだ小説を読んでいないので、この本にも書かれている「プレーンソング」「残響」「カンバセーション・ピース」も読んでみたい。”解釈するのではなく経典のようにまるごと暗記するような読み方こそが強い””正しく蹴り続ける”弱い響き合

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    2013年06月29日

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