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※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 国際タックスプランニングは実際の現場で、どのように検討・実行されているのか。多国籍企業のスキーム等をもとに、日本企業目線で実務と理論をわかりやすく解説した教科書。
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Posted by ブクログ
M&A、あるいはより広く海外進出一般の現場で直面するタックスプランニング問題の良質な手引書(「脱税」のことではないので念のため)。 この手の本の中には、「ポイントを解説!」と謳いながらも、実際には「結局、関連条文を読んでるだけじゃん」というものも散見される。例えば、「・・・『この橋、わたるべ...続きを読むからず』と規定されているところ、当該橋梁を通行することは認められないと解すべきである」、というように・・・。間違ったことを言わない一番無難な方法だからだろう。本書はその対極にある。 海外統括子会社、租税条約関連の基本から、コーポレート・インバージョンのような最近話題のトピックまで、それぞれ「平たく言うと仕組みとしてはこれこれだから、実務的にはこれこれを確認しておけ」という形で明快に整理。加えて、ケーススタディ(有名判例や実際の公表案件)が豊富なことも理解を助ける。日々の業務の中で走りながら知識を蓄積している実務家にとって、本書を通読すれば一気に見通しが開けることだろう。
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加本亘
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