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みなさんは覚えているでしょうか。いかにも夏という感じの青空に映えるモクモクした雲の壮大さを。みなさんは見たことがあるでしょうか、激しい雷雨の過ぎ去った空にかかった、心打たれるような美しい虹を。(「はじめに」より) 豊富な写真・図版と雲科学の知見から、身近な存在でありながら本当はよく知られていない「雲」の実態に迫り、その心を読み解いていく。雲研究者である著者の、雲への愛にあふれた一綴りのラブレター。
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Posted by ブクログ
雲研究者による雲愛あふれる雲の本。 イラストや綺麗な写真がたっぷりで楽しい。QRコードから動画が見れるのも面白かった。 わりと気象学の深い知識まで書かれているが、そこまでいるかは微妙。自分は参考になったけど。 このような一般書は、読者ターゲットをどの辺りにするかは難しいんだろうなぁ。
<目次> 第1章 雲を愛するための基礎 第2章 様々な雲 第3章 美しい雲と空 第4章 雲の心を読む 第5章 雲への愛をもっと深める <内容> メチャクチャ雲を愛する気象庁の研究者の本。面白くしようと努力しているのだが、専門用語が多すぎて(しかもよく似ている)、写真(量が大変多い)を見て...続きを読むも説明文の特徴が分かりにくい(これは著者のせいではない。自然とはそういうものだ)。物理的な現象なので、図解で一所懸命説明をしてくれているが、雲を擬人化した結果、ますますわからなくなっている気がする。確かに雲は魅力的で、とてもきれいなものを多い。また集中豪雨(ゲリラ豪雨も)や雷、土砂災害など、我々の人命にかかわる事象でもある。知りたいだが、ちょっと消化不良であった。文系のせいか…。
雲の辞書。雲の名前、形、色…それぞれがどういう物理現象でできているのかしらみ潰しに紹介されている。アクセサリークラウドっていう分類があるとは知らなかったけど、なるほど感。写真いっぱいなのでカラーで読むの必須。全部は頭に入らないから、空を眺めて、あれ何だろうと思ったらこの本を開くのが良さそう。確かにこ...続きを読むれが全部頭に入ったら気象予報士になれる気がする。
私の物理リテラシーレベルが低いため、ほとんど頭に入ってこなかった。タイトルに興味を惹かれて購入したが、読み進めていて特に雲とか空を見てみようと言うきっかけになることもなく。収録されている写真はとてもきれい。
各章にQRコードで動画がついてるところは今様。また、雲をつかむような話だけにありがたい。見たり見なかったりだけど。
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