アウシュヴィッツの図書係

アウシュヴィッツの図書係

アウシュヴィッツ強制収容所に、囚人たちによってひっそりと作られた“学校”。ここには8冊だけの秘密の“図書館”がある。図書係に指名されたのは14歳の少女ディタ。本の所持が禁じられているなか、少女は命の危険も顧みず、服の下に本を隠し持つ。収容所という地獄にあって、ディタは屈しない。本を愛する少女の生きる強さ、彼女をめぐるユダヤ人の人々の生き様を、モデルとなった実在の人物へのインタビューと取材から描いた、事実に基づく物語。感涙必至の大作!

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アウシュヴィッツの図書係 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2023年11月03日

    実話をもとにしたフィクション。だが、ほぼノンフィクションに近いと思う。

    辛く悲しい気持ちで読み進めたが、これは人類である以上、知るべき内容だと思う。

    知ることしかできないということは、知ることならできるということ。

    まずは知ることから。

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    Posted by ブクログ 2022年08月12日

    あれれ。感想書くの忘れてた。
    アウシュアヴィッツの悲惨さは伝わってくれけど、本作主人公は其れを乗り越えて生き残った人。
    感動します。読み終わって3ヶ月も経つと流石に文章がうかんでこない。失礼しました。

    0

    Posted by ブクログ 2022年08月09日

    家畜以外の扱いを受けながら、死と隣り合わせな凄惨なアウシュビッツの収容所で続けられた子供たちへの教育。そこで取り扱う八冊の本を管理する図書係のディタ。図書係と言ってもナチス公認では無いから、それを隠し通さねばならない。次に死ぬのは自分かも知れないという状態にありながら、家族を庇い合いながら、本を守り...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年07月06日

    実話を基にした お話です。
    アウシュヴィッツから 生きて出られるという奇跡
    そして アウシュヴィッツで 正気を保てたのは
    本という 心の支えがあったから・・・・

    当時 本は 回収されてしまっていたけど
    必死になって 隠し持っていた
    よれよれになってしまった本が
    子供たちにとって 笑いや 感動を与え...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年02月15日

    アウシュヴィッツには生半可な気持ちで行ってはいけない。昔、ポーランドに旅行する際に読んだガイドブックにそう書かれていたことを思い出した。

    実話に基づいたフィクション。だけど真実が垣間見える。読んでいた沸き起こった感情や情景。作中にもあるように、「本は別の世界へ連れてってくれる。」そう、知らなかった...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年01月10日

    14歳から16歳まで、収容所で過ごした実在の人物のノンフィクションを交えたフィクション。
    一貫して冷静に少女目線で描かれている。生き延びてくれて心から本当にありがとう!

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    Posted by ブクログ 2021年12月11日

    実話に基づいていることに驚く。

    収容所の中なのに、どこかファンタジーのように
    感じてしまうのは、、少女ディタの目線だからか。

    絶望の淵で、本によってほんのひととき救われる、その場面に感動。

    人間は、ストーリーによって救われてきたのだ。

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    Posted by ブクログ 2021年02月10日

    全ての人に読んで欲しい

    私たちが生まれる前にこんな過酷かつ理不尽な環境で、
    命がけで生きていた人たちの日々を、こんなに鮮やかに描いた作品は見たことがありません。

    今もコロナウイルスで厳しい状況ですが、
    この頃の人たちと比べたら全くもってマシだと思います。

    どんな環境でも生きる希望を失わないこと...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年11月30日

    これ程までの壮絶な絶望の日々の中にいても、本が心を支えるとは。
    この物語を読み終えた後、本を撫でて愛おしんだ。平和に感謝しながら、これからの読書時間を噛み締めたい。

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    Posted by ブクログ 2020年09月27日

    アウシュビッツといえばアンネの日記は有名だけれど、そのほかの実話に基づくホロコーストの話はあまり気が進まなかった。現状のパレスチナの問題もあるが、あまりにも悲惨で胸が痛んで読み進められない、というのが大きい。けれどこの本は、本屋でてにとり、冒頭の一頁、
     文学は、真夜中、荒野の真っ只中で擦るマッチと...続きを読む

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