サンカとともに 大地に生きる

清水精一

名家に生まれたが社会に疑問を抱き、禅僧修行を経て天王寺周辺のサンカ乞食の集落に身を沈め、サンカを内部から体験した唯一の記録。

• カテゴリ: ビジネス・実用
• ジャンル: 雑学・エンタメ / サブカルチャー・雑学
• 出版社: 河出書房新社
• ページ数: 250ページ
• 電子版発売日: 2019年01月19日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 3MB

[ブクログ · ★★★★★]

穏やかな文書に書かれる衝撃的な内容に何度も驚愕した。学校では習わない世界。人生観が変わった。裸で大地に横たわりたい！

[ブクログ · ★★★☆☆]

三浦しをんさんのおすすめ本。清水精一は、寺で禅の修行をし、山に篭り、断食をし、貧民窟に入り、乞食にもなった。これらの経験を経て、乞食を社会に復帰させる活動を始める。80年前くらいに書かれた本を、現代仮名遣いに改めたそう。読みやすかった。

[ブクログ · ★★★☆☆]

清水氏の人生の軌跡とその思考の変遷、悟り。山に入って空腹のため松葉を食べたり狸に欲情したり、乞食の中に身を置いたり、なかなかにして波瀾万丈。特に、乞食（サンカ）についての記述が興味深かった。なかなか今に至っても、清水氏の望んでいたような社会にはほど遠い。