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千利休が書き残したといわれる「利休百首」に表された教えは、ひとり茶の湯を志す人にとどまらず、いかなる道においても等しく根底に通じる尊い示唆に満ちています。本書は昭和48年初版の井口海仙師(裏千家十三代圓能斎三男)による底本を元に、現代風に読みやすくアレンジ。いつ、どこででも茶道の原点を学ぶことができるハンドブックです。
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Posted by ブクログ
利休百首207番「釜一つあれば茶の湯はなるものを数の道具をもつは愚かな」 茶の湯には最低限の道具さえあればよく、高価なものをたくさん買い揃える必要はない。茶は道具で点てるのではない、心で点てるものである。 茶の湯とは各ジャンルの道具を一通り揃えなければ茶会ができない、というものではなく、茶道の稽古...続きを読むができないものではないことは、茶人なら分かり切ったことになる。そのそも茶碗や茶釜など茶道具のジャンルは便宜上のものにすぎない。 茶の湯の道具とは、使う人、見る人の心が入るものであるから本来ジャンルに分けられるものではない。昔より高麗茶碗最高峰とされる井戸茶碗も朝鮮では日常雑記に分類された。桃山時代のルソンの壺も日本では茶壷として珍重されたが、ルソンでは雑器であった。現地では便器として使われたとも指摘される。 武将茶人の古田織部を描いた漫画『へうげもの』では茶会で茶釜を花入に利用したシーンが描かれた(山田芳裕『へうげもの 18』講談社、2014年)。出羽米沢藩の重臣の中条至資には、古雅の風をそなえる菓子器を盃に転用した逸話がある(藤沢周平『漆の実のみのる国 下』文藝春秋、2000年、257頁)。ジャンルを超えた利用法が創意であり、イノベーションになる。
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