〈新版〉自分を支える心の技法(小学館新書)

〈新版〉自分を支える心の技法(小学館新書)

858円 (税込)

4pt

5.0

「怒っている人」はなぜ手強いのか?

赤ちゃんは泣くことで不快を訴え、お母さんは「ごめんね」とおむつを替えたりします。この繰り返しで刷り込まれていくのは、怒れば他人をコントロールできるということと、怒っている人には丁重に対応してしまうという不幸なコミュニケーションのあり方。そのせいか日本人は、わけもなく怒っている怪獣や怒り混じりに大声で主張する政治家、街頭インタビューで怒りをぶちまける一般市民などになぜかシンパシーを抱いてしまう、「怒りに甘い文化」を持っているのです。
しかし、怒りにまかせたコミュニケーションは、結局ストレスの元になるだけ。家族関係、友人関係、仕事上の人間関係などで生じるストレスの多くは、不幸なコミュニケーション=対人関係に行き着きます。
自分の心を見つめ、怒りの正体に気付き、怒りをいなしてストレスをためない方法などを、テレビでもおなじみの精神科医・名越康文氏が詳説。大ヒット単行本『自分を支える心の技法』に大幅加筆をした完全版です。

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〈新版〉自分を支える心の技法(小学館新書) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2024年03月09日

    怒りという感情にどう対処するのかが書かれた良書。体癖の話も読めて、満足。人間の赤ちゃんと母親の関係については、私が今まで考えたことが無かった視点から書かれていたため、非常に勉強になった。

    0

    Posted by ブクログ 2023年12月25日

    601

    名越康文
    1960年、奈良県生まれ。近畿大学医学部卒業。精神科医。専優は思春期精神医学、精神療法。相愛大学、高野山大学で客員教授も務める。臨床に携わる一方で、日本テレビ系「シューイチ」などテレビ、ラジオ番組のコメンテーター、映画評論、漫画分析などで幅広く分野で活躍

    陰謀論者は世界を網の目...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年09月20日

    人は生まれた時から怒り(赤ちゃんだと泣いて不快を伝えて何とか周りにしてもらう)を通じたコミニケーションに囚われている。そして、怒りは人間関係の悩みや心の悩みの根源的原因である。どのように怒りを自覚し、コントロールするかを考える方法を議論する。

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2022年12月11日

    小さなことですぐにイラッとしてしまうのをどうにかしたく、ゲームさんぽで知った名越先生の本を読んでみようと本書を手に取った。

    個人的には、レッスン4の「怒りの正体を知る」が特に勉強になった。仏教をベースに「怒り」について解説されているが、宗教を問わず真理をついていると思う。

    ・欲には限りがなく、ど...続きを読む

    0

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