最強のデータ分析組織 なぜ大阪ガスは成功したのか

最強のデータ分析組織 なぜ大阪ガスは成功したのか

1,760円 (税込)

8pt

データサイエンティストを目指す人、社内でデータ分析組織に携わる人、
これから同じような組織を作りたい人、イノベーションや業務改革を成功させたい人に!

日経情報ストラテジーが選ぶ「データサイエンティスト・オブ・ザ・イヤー」の初代受賞者である、大阪ガスの河本薫氏による待望の2冊目となる本。同氏が所長を務めるデータ分析組織「ビジネスアナリシスセンター」の生い立ちから数々の失敗、乗り越えてきた壁、そして分析組織のリーダーに求められる信念と行動を初告白します。

社内外の誰からも注目されていなかった無名のチームが、いかにして日本一有名なデータ分析組織に生まれ変われたのか。チームを率いる著者がこれまで語ることがなかった苦悩や挫折、そして、ある日突然有名になってからの状況の変化などを、余すところなく赤裸々につづった一冊です。

本書はデータ分析の手法の紹介にはフォーカスしていません。なぜなら著者は「データ分析は業務改革やイノベーションを実現するための手段の1つに過ぎない」と考えているからです。むしろ、チームのメンバーとデータ分析でイノベーションを起こすという「ミッション」を共有し、問題を解くことではなく会社に役立つことに価値を置く「カルチャー」を育み、社内の事業部門から「信頼(レピュテーション)」を勝ち取ってイノベーションを達成することがデータ分析組織の役割であり、責任範囲であるという持論を展開します。そのために必要なノウハウや社内での話の進め方、人の巻き込み方などの経験談をふんだんに盛り込みました。

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最強のデータ分析組織 なぜ大阪ガスは成功したのか のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    データ分析の方法論ではなく組織論について述べた本。データ分析するだけでは不十分でビジネスの場で課題を発見し、事業部門の人に結果を使ってもらって初めて役に立ったといえる。そのためには分析部門だけでなく事業部門との連携が必須となってくる。末端だったデータ分析チームがビジネスアナリシスセンターとして内外で

    0
    2024年03月22日

    Posted by ブクログ

    データ分析から会社の成果につなげるということが、どれだけ簡単ではないか、簡単ではないけど魅力的でやりがいのある仕事なのかを書いてあると思います。
    近頃はデータ分析系のコンサル会社も多くありますが、いかにコンサルを使って成果を出すのが難しいか推察できます。データ分析が活用される現場・事業サイドと、分析

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    2022年12月17日

    Posted by ブクログ

    2017年の本ですが、データ分析のあるべき仕事論・組織論はこの本でほぼ出尽くしていると感じます。それくらい秀逸な内容。個人的には頷きすぎて500回くらい首がもげました。

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    2022年07月20日

    Posted by ブクログ

    チームビルディングや仕事に対する姿勢がとても刺激になった。自分や組織ではなく会社を主語にして物事を考える、手段に固執してビジネスに貢献するという目的を見失わない、メンバーのモチベーションに対するアプローチの例等、ヒントをたくさんいただいた。
    個人的には便利屋にならないというのが1番響いたかも…

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    2020年08月01日

    Posted by ブクログ

    元大阪ガス ビジネスアナリシスセンター所長の河本薫氏が、データ分析を成長させるノウハウを説明する本である。分析についての技術的な内容ではなく、データ分析組織の運営・成長がテーマである。前半は「データ分析組織を成功させる」、後半は「データ分析組織のリーダーとして人を育てる」を主題としている。データ分析

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    2020年05月17日

    Posted by ブクログ

    著者のデータ分析者としての仕事の流儀がとても良く分かります。
    分析するだけでは何の意味も持たず、それを現場でソリューションとして活用してもらわなくては意味がない。その為に「自分は何をして来たか」を書かれています。(これがそのまま「何をすべきか」ではない。答えを教えているわけではないと感じました。)

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    2019年04月30日

    Posted by ブクログ

    分析とは会社を主語にして現場に使われて役立つものであるという基本理念を説いた本。本当に目的なき・活用する工程まで設計できてない分析は多い。動物的に課題に反応して、オーダーがくるケースも多い。熟考不足。

    ミッションに沿わないことは手を出さない。という意思が大事だと再確認できました。以下を意識していか

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    2018年10月05日

    Posted by ブクログ

    間接部門で仕事している人は勿論、他部署とやり取りする業務に従事してる人なら、一回は感じたことがあるやり辛さ、温度差に「あるある」と思わされる。
    分析と言うと、現状を数値化なりで可視化するイメージがあったが、それだけで終わらず意思決定が出来るところまで持っていくことが大事。言わんとすることは分かるが、

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    2024年04月01日

    Posted by ブクログ

    データ分析組織の成功事例と、決して華々しいだけではない努力の過程を垣間見る。いつかはこうなりたいので、大いに参考にしたい。

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    2023年03月29日

    Posted by ブクログ

    社内組織の立ち上げにおける工夫は非常に参考になった。特に重要だと思った点は
    ①いかに事業部側を巻き込むか(現場を知らず机上で取り組むのではなく、入り込み現場とタッグ組んで取り組み、現場の課題感は解決策の筋の良さを高める)
    ②社内における組織の立ち位置(スポンサーシップ制度を取り、準独立採算制を敷いて

    0
    2022年12月11日

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