ヒューマン・コメディ

ヒューマン・コメディ

913円 (税込)

4pt

4.0

第二次世界大戦中、カリフォルニア州イサカのマコーリー家では、父が死に、長兄も出征し、14歳のホーマーが学校に通いながら電報配達をして家計を助けている。彼は訃報を届ける役回りに戸惑いを覚えつつも、町の人々との触れあいの中で成長していく……。大人たちと子供たちの悲喜交々を笑いと涙で描き、懐かしさと温かさに包まれる長篇。

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ヒューマン・コメディ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    twitterで日本の古本屋さんが年に一度は読むと紹介していたので、飛びついたのですが、そこで紹介されていたのは恐らくバルザックの方。でも、結果間違って良かったかも!
    マコーレイ家のホーマーの健気なこと、老電信士との心温まる交流…戦争や老いによる死からは逃れようもないけれど、それでも人間は、人間の良

    0
    2023年02月19日

    Posted by ブクログ

    サローヤンの少年時代と、主人公ホーマーを重ねて読んでみると面白い。
    いろんなストーリーが組み込まれている物語

    0
    2022年02月03日

    Posted by ブクログ

    素直に良い本だと思いました。
    4歳から少年兵まで、何気ない日常にいろいろな感情、気持ちをおりまぜて、うまく表現されています。
    ふつーにという感じですが、それをこんな風に書けたらいいな、と思う内容でした。
    だんだん、悲しいような感じがするんですが、でもす~と読み終えました。

    0
    2024年01月12日

    Posted by ブクログ

    表題ほど明るいわけでは無いけど、希望を感じることができるお話しだった。

    日本が太平洋戦争で世相が暗くなる一方の中、太平洋の向こうの「敵国」で生きる、貧しき市井の人が、どういう生き方をしていたのかを感じることができた。

    民主主義に対する絶大な信頼とか、健気に生きるホーマー少年に対する電報局長の優し

    0
    2023年08月08日

    Posted by ブクログ

    大好きな音楽アーティストがこの本を何回も読んだと言っていたので、読んでみました。
    本を読む習慣がなかなか身に付かない私が古典作品を読んだので、なかなか読み進められなかったですが、心が温かくなる良いお話だと思いました。
    すごいな、強くて優しい人だなって思う登場人物が印象的でした。主人公も頑張って生きて

    0
    2020年06月18日

    Posted by ブクログ

    苦しみや悲しみなど、否定的なもの全てを含んでも、それでも人生は生きるに値するものだと…。悪人は登場せず、悪く思えても必ず何かしらの頷ける理由があり…。
    みんなが「一生懸命」なのです。
    「古典」が古典たる所以を教えてくれる一冊でした。

    0
    2018年02月21日

    Posted by ブクログ

    いろいろわかっているつもりで、半分もわかっていなかった。すべてを理解するには一生あっても足りないかもしれない。誰だってそんなものなのかもしれない。でもぼくは知りたいんです。知らないままで終わりたくない。

    0
    2024年05月24日

    Posted by ブクログ

    いっぱい本読んでると、またこの展開か、またこういう設定か、と「自分は一体なんのために本を読んでいるんだい?」と頭がぽわわすることがある。(ほぼ毎日)しかしだな、この本はだな、第二次対戦の最中の、耐えしのぐ国民を近所ぐるみで描いているのだが、いちいち心持ってかれるのよ。ホーマーつう14歳の子がもぐりで

    0
    2020年10月28日

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