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Posted by ブクログ 2018年04月02日
この本を読んで意外だったのは、文部科学省にも真剣に教育のことを考えている人がいたという事実だ。学校に勤める職員のほとんどは、文部科学省をこころよく思っていない、というよりむしろ、教育の敵くらいに考えている。文部科学省とは、権力者や経済なんとかという金の亡者が、生徒のためでも教員のためでもなく、単に...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年09月14日
前川喜平と寺脇研の対談。
前川喜平は、文部科学省の天下り問題で責任をとって事務次官を辞任、その後、加計学園問題で、文書があったと証言した人。
対談相手の寺脇研も文部省で「ゆとり教育」を推進した人。
お互いのやってきたことを話し合うような感じ。
どのように組織の中で自らの信念を貫いたかというような...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年08月22日
やや自画自賛に見える部分はありますが、お二人ともが、日本の教育の将来に対して、自らが持つ力を捧げて仕事をしてきた人であることがよくわかります。
強いものになびき、時の強者の意に沿う行動だけを競うレースに、なんとか参加せずに生きていきたいと思わざるを得ません。
「ゆとり」か、「それ以外」か。
「改...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年06月04日
この二人のような文部官僚の存在は,今の財務官僚のいい加減さを見ると,同じエリート国家公務員でもここまで違ってくるのかなと驚いている.寺脇さんが広島県の教育長を務めたことは地元でもよく知られており,異色の存在であったことは確かなようだ.これまでやってきたことを変えることは,ものすごいエネルギーが必要で...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年05月21日
前川喜平さんと寺脇研さんの対談。
加計問題の真実、なにが問題なのか。
市場主義と合わない教育。
こういう私から見たらまっとうな考え方をする人達がいるんだと少し嬉しくなった。(もう退官されていて残念だけれど)
また、ちょうど悩んでいた公務員の役目についても、法律を現実に即して柔軟に解釈すること、とあ...続きを読む
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