あいまい生活

あいまい生活

1,408円 (税込)

7pt

3.6

明大前駅から徒歩18分の「ティラミスハウス」。その名にまったく似合わない古い木造長屋のシェアハウスの住人たちは、それぞれ事情を抱えていた。貧困、DV、生活保護、外国人実習制度――。運命に翻弄されながらも、ひっそりと息を詰め生きていく女性たち。持たざる者たちの本音と生きづらい現状が見えてくる問題作。

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あいまい生活 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2018年05月10日

    女性専用シェアハウス「ティラミスハウス」の住人ひとりひとりが主人公の連作ストーリー。住人みんなに、社会福祉士のテキストに登場しそうな事情があって、読んでて明るい気持ちになれる話ではないのに、一気に読み終えてしまった。雑然として掃除が行き届いていないハウスが描写されていて、生活に苦しい人たちのシェアハ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年09月22日

     日本はいつからこんなに貧困大国になってしまったのでしょう。虐待、DV、生活保護、技能研修生など、様々な困難を抱える女性たちが暮らすドミトリーが舞台です。
     ただ、もう少し一人ひとりを掘り下げてほしかったかな。一応知っていることをなぞっただけという感は否めない。
     今も助けを求めている人たちはたくさ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年03月16日

    女性専用のシェアハウスに住む住人の苦悩。

    地元に戻れない男にもあっけなく振られ行き場のない樹。
    売れない劇団員だけどシェアハウスでは仕切り役になろうとする風香。
    生活保護を受けることにした無愛想なさくら。

    中国から外国人技能実習生としてやってきたが逃げてきたウェイ。
    夫と姑から息子を取り戻すため...続きを読む

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    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2018年05月13日

    ひとかどの父へ
    緑と赤
    の二冊を読んだが、あまり好きな作品ではなかったため、迷ったが、なんとなく手にとった。
    はやりののシェアハウス、イメージと全然違う話。いじめ、貧困、DV、など、どうにもならなくて、仕方なく住んでる、そんな人が登場した。
    辛くなる。
    現実には、こういうこと多いのかもしれない。

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あいまい生活 の詳細情報

  • カテゴリ
    小説・文芸
  • ジャンル
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    徳間書店
  • ページ数
    240ページ
  • 電子版発売日
    2017年11月10日
  • コンテンツ形式
    EPUB
  • サイズ(目安)
    1MB

閲覧環境

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