つらい別れ【ハーレクイン文庫版】

アン・メイザー / 平江まゆみ

やむにやまれぬ事情から別れたウィルこと、リンガード伯爵が住む屋敷へ、フランセスカは車を走らせていた。半年前から、正体不明の不気味なストーカーにつきまとわれて、怯えを感じた彼女が頼れる先は、元夫のウィルしかなかったのだ。5年ぶりに見る皮肉めいた彼の表情は、相変わらず魅力的で、胸に封印していた恋心をたやすく揺さぶり起こす。だが、恋愛絡みの相談と誤解され、突き放されたうえに、ウィルには既に再婚話まで持ちあがっているという。彼の幸せを祈り、フランセスカは気持ちを押し隠して去るが……。
＊本書は、ハーレクイン・クラシックスから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。

• カテゴリ: 小説・文芸
• ジャンル: ハーレクイン・ロマンス小説
• 出版社: ハーレクイン
• 掲載誌・レーベル: ハーレクイン文庫
• ページ数: 208ページ
• 電子版発売日: 2017年11月03日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 1MB

[ブクログ · ★★★☆☆]

妊娠中の子供の死をきっかけに別れた二人。
ヒロインが勝手に子供を堕ろしたと思ってるヒーローは真実が分かった時にヒロインに土下座して謝るべきレベル。
でもなんだかんだヒロインにメロメロなので読める。
ヒーロー祖母はもう人殺しでは…フィクションとはいえ恐ろしい
そんな祖母が亡くなる時に改心しちゃうところがもやっとする。
確かにそちらの方が話としては綺麗に終わるけど、悪役のまま亡くなってた方が個人的には納得できるかな。

[けも · ★☆☆☆☆]

胸糞悪い…

読後感が悪くてなんじゃこりゃ。明るい要素が見当たらない。ストーカー被害に遭ってなんで５年も前に離婚した元夫を頼るのかまず疑問。遠方にいるのに。ヒーローの縁談相手との描写はダラダラと無駄に長いしそのくせ必要なくなったらぱったり皆無。ストーカーの正体も救いが無いし、何と言っても強制堕胎が離婚の理由ってとこでゲゲっ！気持ち悪い話。