黒猫にキスを

鈴木レモン / 湊はつはる

落ちこぼれ扱いで肩身の狭い技術魔術団に所属する、ニデル。ある日突然、他国の王子を秘密裏に警備せよと命じられ、しぶしぶ自らの姿を黒猫に変えて王子に近づくことに。だけどそこには、近衛騎士団員、レガートが常にそばにいて――!? 眠ることのできない長い静かな夜の警備。正体がバレないように気をつけながらも、ニデルはぎこちなく自分を撫でるレガートの手の感触が、恋しくなっていって……。

• カテゴリ: BL
• ジャンル: BL小説
• 出版社: 一迅社
• 掲載誌・レーベル: ロワ・ブラン
• 電子版発売日: 2017年10月27日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 5MB

[ふわふわ · ★★★★★]

この方の文章は癖になる。
本棚を漁るたび読み返してしまう。

受けの冷静ながらも攻めを想う気持ちの深さと優しさに癒される。
攻めが恋を自覚してからの受けに対するデレがすごい。
お互いがお互いを大切に想い合う気持ちが尊い。　
登場人物に派手さはないのに引き込まれる。
ハーレクイン(男女の恋愛小説)のベティ・ニールズという作者の作品にどこか似た雰囲気のある作品だと思いました。

＃ハッピー ＃癒やされる

[iwasaki · ★★★★★]

文官は～を読んでとても良かったのでこちらも購入。同じトーンの穏やかに進む優しいお話でした。黒猫になるのは最初だけなのてすが、人であってもとにかくかわいいので、思いが通じたときには読みながら嬉しくなっちゃいました。何のストレスもなく、ふたりの恋愛模様を楽しむお話です。かわいかった。もう一回読んできます！笑

[おぐ · ★★★★★]

甘い🎵

ベタ甘、でも悪くないです。
基本良い人ばかりなのが安心でもあるし
物足りなさでもあります。
同性でも異性でも、こんな恋愛・結婚が出来たらいいなぁと、素直に思えますよ(笑)

[ブクログ · ★★★★☆]

web書籍化。ファンタジーとはいえ内容は、飄々としている魔術師と、鈍い騎士のゆっくりな恋愛模様がメインなので気を楽にして読めた。最初は受の一人称で、あっさりくっつくかと思いきや、まさかの攻一人称で攻にその気がないのが判明という意外な展開。
攻である騎士は、人の気持ちだけでなく自分の気持ちにすら鈍いので、気持ちが通じ合うまで受がちょっと気の毒だったなー。でも結局はハッピーエンドだったので満足です。
一人称で読みやすかったけど、今度は三人称でじれじれしたところを読んでみたいな。

[コゲミチ · ★★★☆☆]

悪くないけど、物足りないかな〜

魔術師も騎士も、二人の距離を縮めるためだけの設定で、後はほとんどそれらが活躍するような場面もなく、二人の行く末を見守る感じ
ニデルは健気で可愛いのに、レガートは朴念仁と言えばまだ聞こえがいいくらい、あまりに好感が持てないタイプ
後半自覚してニデルを溺愛するようになっても、何か引きずってしまって挽回はできなかったかな

[ruca · ★★★★★]

ほのぼの

最初の、ニデルが追いかける感じも好きですが、後半になるにつれて、レガートが溺愛し出す感じも最高でした。以前からサイトで読んでいたのですが、書き下ろしがあるということで購入しました。結婚式で、2人以上に周囲の人が盛り上がっているのも、2人が愛されている証拠だなと思い、ほっこりした気分になりました。全体的に幸せな内容で、大好きな作品です！

[海斗 · ★★★★★]

恋する前と後の違いに悶える

レガートさんのその辺りによくいるような男子の行動と思考。恋に落ちる前と後の行動と思考の違いに乙女心が悶えます。若干のダメンズっぷりが萌え。頭もいいんだろうなあと感じるニデルさんの好きな人への言動や反応が可愛らしくて、優しくて、懐が広くて。読んでて癒されます。大好きな魔法要素も入ってるので、永久保存です。