監禁愛 王子の甘い罠に堕ちて

水戸泉 / 壱也

「ああ、俺だけのかわいい祥子」貪るキスは首筋、胸の頂、下腹部へ下りていき、甘い疼きが広がる。日本を出て半年。祥子は異国でアルフォンス王子に囚われ、花嫁という名の愛玩具にされていた。剛直で秘所を貫かれれば快感が駆け抜ける。「もっと淫らな顔を見せてくれ」繰り返される淫靡な交わり。執拗な行為の裏にある王子の想いとは……？ 悦楽調教のハードラブ！

• カテゴリ: TL
• ジャンル: TL小説
• 出版社: プランタン出版
• 掲載誌・レーベル: オパール文庫
• ページ数: 272ページ
• 電子版発売日: 2017年10月27日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 5MB

[ブクログ · ★★★☆☆]

ハラハラしながら楽しく読めました。

ヒロインの祥子は研修医。戦火のまっただ中の外国ウェルクタンに医療チームの一員として参加するため、長距離列車に揺られている途中、テロ事件に巻き込まれてしまう。
そこで、隣国グリフルニア国の王位継承者アルフォンスに囚われ、彼の居城に閉じ込められ辱めを受ける日々を送ることになった。

祥子の人格など無視して、まるで玩具のように扱われ､彼女は彼を憎むようにさえなるが、時折、彼が見せる優しさに気づき―。

ラストはハッピーエンドで、それなりに楽しめましたが、延々と続くハードなシーンにはやや抵抗がありました。
本当に愛している女性なのに、意に反して、そこまでやるかなあと少し疑問を感じます。
後は、アルフォンスが実は祥子が大切にしている想い
出の中の幼馴染みの少女（当時は女装していた）という設定は無理に必要ないのではとも感じました。

イラストがとてもキレイです。
アルフォンスの超絶美形ぶりには、うっとり。更に、祥子のキュートな雰囲気もよく出ていました。