素晴らしき洞窟探検の世界

素晴らしき洞窟探検の世界

880円 (税込)

4pt

狭い、暗い、死ぬほど危ない! なぜ、そんなに苦しい思いをしてまで、探検家・吉田勝次は洞窟に潜るのか。それは、どこかにあるはずの「誰も見たことのない」未踏の世界を見たいから! 発見以来16年間調査している大洞窟「霧穴」の紙上探検をはじめ、沖永良部島の絶景洞窟「銀水洞」、オーストリアの「氷の洞窟群」、世界最大の洞窟「ソンドン洞窟」、そして現在調査中の未踏洞窟の紹介まで、世界中の洞窟と洞窟探検の魅力を語りつくす。美麗な写真口絵、ラスコーなどの洞窟壁画をめぐる五十嵐ジャンヌ氏との対談も収録。

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素晴らしき洞窟探検の世界 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

     只々、『すごい』の一言に尽きる。

     世界に未踏の高峰はもうないのだから、わかりやすい形での冒険、社会的に価値のある冒険行は成り立ちにくい。現代の冒険は、個人の価値観が冒険行に価値を付加するだけだ。つまり、個人の発想から生み出された冒険行が、その個人の喜びに変化していくことこそが、現代の冒険だと思

    0
    2023年04月15日

    pon

    購入済み

    縦穴とか凄すぎます

    挿し絵もあったりして、非常にわかりやすく、洞窟探検の世界に魅了されます、が、自分には行けないな、と。
    自分には無理な世界だからこそ、知りたい世界でもあり、大変興味深く読めました。

    0
    2022年07月31日

    Posted by ブクログ

    洞窟探検家「吉田勝次」、遅れながらクレイジージャーニーで知りまして、唯々凄い人だと思ってましたが、本書もめちゃくちゃ面白かった!

    なにより諸々の探検内容や活動技術の説明がシンプルかつ明晰で、吉田さんはすごいプロフェッショナルなんだなってことが凄く理解できた。自分自身のことだけでなく、探検隊員や洞窟

    0
    2019年03月10日

    Posted by ブクログ

     ケイビング趣味が高じて専門家の域に到達した方の、洞窟語りの本。その2。
     前作「洞窟ばか」が、ご本人の『人柄』の本だったのに対し、こちらは『洞窟』にフォーカス。
     どんな洞窟に入っているかがよくわかる。
     ホームグラウンドの霧穴のほか、ハワイの溶岩洞窟とか、塩の結晶を見ることができる洞窟とか。霧穴

    0
    2018年10月20日

    Posted by ブクログ

    <目次>
    プロローグ 洞窟探検への招待
    第1章   大洞窟「霧穴」を紙上探検する
    第2章   石灰洞窟と火山洞窟
    第3章   世界のすごい洞窟
    第4章   未踏の地を探して
    特別付録  洞窟壁画の謎に迫る~吉田勝次vs五十嵐ジェンヌ

    <内容>
    洞窟の探検家による、洞窟の魅力を余すことなく紹介した本

    0
    2021年11月01日

    Posted by ブクログ

    特攻隊の本を立て続けに2冊読んだあとなので、洞窟探検などという行為が軽薄な道楽にしか感じられず困った。
    でも読み終わる頃にはすっかり洞窟に行きたい気分になってしまったから、つくづく平和な世の中はありがたいなと思う。

    0
    2022年05月24日

    Posted by ブクログ

    洞窟探検の経験談が凝縮されています。
    クレイジージャーニーがいかにうまく分かりやすくまとめられていたかということも実感できました。
    吉田勝次さんの人生が垣間見えます。

    0
    2021年08月13日

    Posted by ブクログ

    洞窟探検がどのように行われているか、面白く、時に死と隣り合わせのエピソード、綺麗な写真などを紹介することで、一般向けに洞窟「探検」の魅力を紹介する書籍。

    非常に具体的に描写をしてくれていて、類書は見たことないので興味深くはある。ただどうしても自分が全くイメージできないような場面が多くあるため、書籍

    0
    2019年04月13日

    Posted by ブクログ

    地下世界がどうなっているのかを克明に伝えてくれると同時に、なぜそんな世界に惹かれるのか?という部分の答えも雄弁である。
    さらに面白いのは、洞窟を「捜す」というところ。捜す過程が、そのまま洞窟の成り立ちの解説になっており、学術書としての構造も確かである。良書。

    0
    2017年11月19日

    Posted by ブクログ

    洞窟ばかに引き続き、同著者の新刊。こちらは、洞窟探検とは何かということに、より焦点が当てられている。

    700m超の縦穴を垂直下降するための装備、
    水が溜まっていてる箇所を突破するための洞窟潜水など。

    国内だけでなく、未踏洞窟を求めて海外へも積極的に遠征を繰り返す。
    まだ人類が到達したことのないフ

    0
    2017年10月29日

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