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どこかに本当に行かなくてもイメージすることは、音楽のクリエイションにつながる―。ポップ・ミュージックの地平を拓いてきた細野晴臣。レコーディングやツアーで訪れたLA、パリといった土地への追憶から、宇宙へのヴァーチャル・トリップまで、“音楽と旅”の豊潤な関係を語る。川勝正幸氏によるインタビューも収録。
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Posted by ブクログ
想像する力。見えない世界を音を聞きながら見る。細野さんの曲を聴いて聴いていると彼に見えた色んな景色が見える気がした。音楽って見るものでもあるんだなあ。 宇宙人に聞かれるかもとおもってYMOの1 2枚目のアルバムを作ったっていうのはビックリしたけどなんか納得した。色んな音を聞いて、見よう。どんどん見た...続きを読むい世界が増えていく。音楽が最近楽しくて仕方ない。
細野晴臣が見てきたこと、感じてきたこと、そして音楽。その経験や感性はなぜか僕の中にすっと入り込んできて、不思議な共感と郷愁を誘う。時にふれて読み返すことで自分を確認できそうな一冊。 いとうせいこうの解説がこの本の全てを一言で言い表している。 「定住漂白」 僕も世界の片隅にいながら、そんな気持ちで生き...続きを読むている。
日本のポピュラー音楽史に欠かせないアーティスト、細野晴臣の音楽、映画および旅行についてのエッセイ。 取り上げられている音楽については、代表アルバムがジャケ写付きで各章末に紹介されているので、気になったものについてはすぐチェックできるようになっているところが親切でうれしい。 はっぴいえんど、YMO...続きを読む、ソロ等々の活動はもとより、黄金の80年代の数々の名曲作曲者としても、著者の日本のポピュラーミュージックへの、貢献と影響力は計り知れないほど大きいが、その著者本人の頭の中の一部を知ることができる本書は貴重。 細野晴臣に限らず、日本の重要アーティストについては後世への記録として、すべからくインタビューしてその考え方や趣味嗜好等を残しておくべきだ、と本書を読んで強く思った次第。
『TRANSIT』誌の連載がもとになっているからか、旅や地域にまつわる映画や音楽の話、氏の体験談が中心を占める。となると、細野晴臣の音楽活動のなかでも自然とワールドミュージック的な側面(エキゾチズム)にスポットが当たる。アンビエント的な側面(スピリチュアリズム)がフィーチャーされた『アンビエント・ド...続きを読むライヴァー』と対を成すようなエッセイ集。
細野晴臣やYMOは知っていて、気になって手に取った一冊。 色々な場所や音楽、映画の話が出てきて、年代的に知らないものも多く、全てを理解することはできなかったように思う。 ただ、作中に出てきた作品には触れてみたいと思った。
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