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女性の管理職を3割増やすなら、男性の家庭進出も3割増やすべし! 今や11万人ともいわれる「主夫」。 キャリア女性の裏には家事・育児を担う男性の姿があった。 圧倒的な年収差や健康上の理由、妻の転勤などで、労働戦線を離れざるを得ない人も多い。 主夫は個人の選択ではなく、家族のサバイバル戦略として考えなければならない。 リアル主夫とその妻の取材をもとに描き出す、現代夫婦の新しい肖像。
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Posted by ブクログ
P173 小島慶子:みんなの欲しがる男(笑)を落とす自信がなかったんです。だから、そういう男を落とせなかったとしても、男性と同等の年収と立場を手に入れればいいと思ったんです。そうすれば、男選びは、純粋に好みだけでいいじゃないかと思って。 P232 (無職のハニーを愛せるか問題) 「主夫のおかげ...続きを読むで生活はすごく助かっているのに、女心が救われないんです。」 「お金や仕事って、男性性に関しては性的な魅力にも繋がりますからね。」 ダンナが専業主夫であり、私が大黒柱である逆転夫婦な我々。よく「専業主夫家庭がうまくいくにはどうしたらいいか?」ということを日々ディスカッションしているがこの一冊はその助けになった。 私側(妻側の目線)としては「社会で活躍していなくても、プライドを傷つけず、居場所を確保することが重要」なんだろうとは薄々感じていたが、この本で「男性が『(世間一般で男性の領分とされている稼ぐことから)降りること』」と表現されていて、やっぱりなー、と感じた。 私としては専業主夫家庭がうまくいくには、女性が主夫を受容すればことたれりと考えていたが、どうやら世間ではそうではないらしい。 いちばん驚いたのは「妻が大黒柱になる決心がいる」ということ。 えーーーーっ、そうだったんだ!!!いるんだ、決意! 自然な成り行きで、結果的に「大黒柱」になった私には目からウロコ。 さらには「稼がない男性には性的魅力を感じない」という本音も世間には色濃く残っているらしい(この本では「無職のハニーを愛せるか問題」とされている)。 お金になんて性別ないよ!!!誰が稼いだってお金はお金ゃん!と思う私は、たぶん世間一般の常識がどこかで欠落しているのだろう(笑)ということがよくわかった一冊。 それからこの本の後半で、「(うまくいっている)専業主夫家庭はマイノリティーである自覚があるがため、夫婦の意思疏通がよくなされ、結果的にカップルのクォリティーがあがる」という説にも納得。
白河さんらしいタイトルの付け方ですね。 煽るのがうまい(笑)。 この本の中では、もちろん専業主夫が大きなテーマではあるのですが、男女の役割の見直しが、より大きなテーマになっています。 個人的には、夫婦のうち、より適性が高い方が、外で働く方に重きを置けば(家事に重きを置けば)よいと思っている...続きを読むので、白河さんの主張には、ほぼ全面的に賛成です。 が、世間様は、そうではないんですね。 将来の夢が「専業主夫」の自分にとって、世間の目は、まだまだ厳しそうです。
婚活ブームの火付け役の著者による、新しい家庭の形を考えた一冊。 どこまで自分たちの価値観と背負ってるものを降ろして考えられるかという哲学的側面あり。
もしあなたが年収400万なら同等以上の男は4人に1人、600万以上なら100人に1人です。 主夫はマイノリティ、と言われてギクッ。たしかに差別意識もなく、普通に疑問視してしまう。マイノリティとしてもまだ市民権がないような超マイノリティ。人種とか性別と違って自ら選んでいるので本人の肩身の狭い思いはどこ...続きを読むまでかわからないが、周りの意識はたしかに低い。私含め。 女性の働きやすさを考えるのと同じように、男性は外で働くものという固定観念を柔らかくしていけるだろうか。 小島慶子と著者の対談は暴走、おしゃれなイクメンが娘と表参道で観客のいない親子恋愛劇場⁈失礼だろうが!でもVERYで実際、そっちの方向に行くなみたいな覆面座談会があったらしい。 この本ですら主夫は子育てや家事を頑張る人が適してるらしい。子供がいない、家事ができない主婦はいても主夫はありえないかしら。まだまだ肩身は狭いですね。
専業主夫訪問記、夫妻へのインタビュー、対談、海外事例、夫も妻もともに満足・幸福な家庭を築く秘訣。男も女も、同じ罠に落ちるなと言い合っていこう。 主夫を、格上・同格・格下、で分類したらわかりやすいと思いましたが、事例が少ないせいか、記述がなかったです。ヒモにならない相手を探すコツみたいなノウハウがな...続きを読むるほどでした。
ファザーリングジャパンのスピンオフ的に派生している専業主夫の秘密結社?の顧問となっている著者。 彼らの主催するイベントや講演に参加しつつ、それらの紹介や分析、また「専業主夫」という男性の役割のあり方について、一般的考察されている。 「主夫」でも「主婦」でも、基本的にはなにも変わらない。家庭内のこ...続きを読むとを主にする人である。 たまたま、今は家庭のことを主にしている、でもこの先は分からない。 「専業主婦になりたい女たち」同様に、家庭内のことも家庭外のことも代替可能であるような夫婦関係が望ましい。 そして、自由に行きつ戻りつができるような職業社会であるべきだ、という結論もまた変わらない。
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「専業主夫」になりたい男たち
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