2084 世界の終わり

2084 世界の終わり

2,420円 (税込)

12pt

3.7

2084年、核爆弾が世界を滅ぼした後、偉大な神への服従を強いられる国で、役人アティは様々な人と出会い謎の国境を目指す。アカデミーフランセーズ大賞受賞のディストピア長篇。

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2084 世界の終わり のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ

    この本を読んで進撃の巨人を思い出した。人間を内側と外側から容赦なく捕食する得体の知れない「何か」、あるいは人を疑うしか能のなくなった半狂乱の民衆はあの獰猛な巨人と重なる部分がある。訳者の言う通り、オーウェルの『1984』では現代の説明に齟齬が生じるようになってきた。20世紀まで支配していた目に見える

    0
    2017年10月19日

    Posted by ブクログ

    オーウェルの1984へのアンサー作品とも言うべきディストピア小説。唯一の一神教が全ての世界を描いている。作者はアルジェリア人であり現在の体制から睨まれている。描かれている宗教はイスラームを想起されるが、この前にトッドのシャルリとは誰かを読んだせいか、いわゆる自由主義陣営に身を置く我らとて、深く考えず

    0
    2018年01月25日

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