インディゴの気分
  • 完結

インディゴの気分

660円 (税込)

3pt

[ポルノグラファー]の過去編にして完結編、担当編集・城戸×若き日の官能小説家・木島のスピンオフ! ポルノ作家と俺の“言えない”お仕事――「さっきの…気持ちよかった?」 【登場人物】◆木島(きじま)・・・純文学崩れのポルノ作家。蒲生田の弟子になる。◆城戸(きど)・・・官能小説の編集者。困窮する木島に執筆を依頼。◆蒲生田(がもうだ)・・・死期の迫る官能小説の大家。鬼畜なくせ者。 (~本文より一部抜粋~)「じゃあ、こいつのブツをしゃぶれるか?」――イカせられたら俺の遺作はくれてやる。蒲生田の問いかけに、木島は訝しく眉をひそめた。あまりの提案に悪趣味だと狼狽する城戸だったが、木島の脳裏には、この仕事が絶対に欲しいと懇願してきた城戸が、あのとき握られた手の熱さが、よぎった。「やるよ。何てことないだろ、これくらい」そう言うと、城戸のまだ柔らかなそれを口に含み、いやらしく音を立てながら舌を這わせはじめる…。かつて憧れた男が跪き、淫らにその屹立を咥える光景は城戸の嗜虐心をひどく煽った。そして―――…。 [ポルノグラファー]から遡ること数年。凡人の憧れ×天才の孤独を描いた、城戸と木島の“言えない”過去の物語。

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インディゴの気分 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    購入済み

    レトロチック

    2021年05月17日

    いろいろあった昔のお話です
    木島の官能小説家のはじまりや城戸との関係など
    すごく不安定なふたりのリアルな感じがよかったです

    #泣ける #切ない #エモい

    1
    購入済み

    裏にこんな物語があったとは

    2020年12月31日

    ポルノグラファーの前日談。木島と城戸の関係に焦点があてられた今作。個人的には木島と久住の組み合わせが好きだが、城戸との組み合わせも縮まりそうでまったく縮まらない関係が良い。一歩違えば二人がハッピーエンドになる結末もあったのかと思うと感慨深い。

    1
    購入済み

    文句なし☆5

    2020年09月01日

    ポルノグラファーを超える作品
    木島がポルノ小説を書くきっかけになった、過去ストーリーです。

    この漫画が小説のよう。証左という言葉だとか、モノローグだとか、昭和かぶれた大御所とか、ポルノだけれど文豪というにふさわしい。

    ラブシーンも本筋とは別物なのに、こちらの絡みの方がエロティックでした...続きを読む

    1
    購入済み

    何度も読み返しています。

    2023年09月01日

    ポルノグラファーもこの作品もあけみちゃんも、何度も読み返しても、やっぱりいろいろ考えさせられて、面白い。全部読んでみて、こういう関係だったんだ・・とようやくわかりました。この作者の作品は人間に対する暖かさがあって、いつも最後はホンワリとさせられます。

    #癒やされる #切ない

    0
    購入済み

    悲しさ

    Mo
    2023年01月31日

    リオさんと木戸さんの関係になんかあるのではと前作は匂わせでしたが、いやーエロティック。蒲生田先生の弟子のくだりはほんといろいろ癖のある先生でしたがリオさんには非常に正しい決断だったと思います。先生が次第に意識が無くなるあたり泣けます。遺影のまえでのエッチ良かったです。木戸さんとの仲はずっとモヤモヤの...続きを読む

    #泣ける #感動する

    0

    2020年04月01日

    ポルノグラファーがすごく好きでこちらも読んでみました。木島さんと城戸さんのお話ですね。とてもエロティック(言い方古い?)なストーリーですごく良かったです。木島さん溢れる色気全開です!

    0
    購入済み

    若気の至りとも言い切れず

    2022年01月02日

    純文学一筋だった木島が、いかにしてポルノ作家になったのか。その紆余曲折が、生々しい葛藤とともに描かれていて、胸に突き刺さるようだ。

    #切ない #深い #ドロドロ

    0
    購入済み

    ポルノグラファーのスピオフ

    2019年11月14日

    時系列ではポルノグラファーの前の話になります。でも、読むならばポルノグラファー → インディゴの気分 で読んでください!ポルノグラファーはもちろんよかったですが、こちらは前作からのしっかりしたストーリーを残しつつ、エロもしっかりあります。単純にエロというより雰囲気が良い!是非続きで読んでほしい作品で...続きを読む

    0
    購入済み

    何度も読み返す作品

    2018年01月21日

    前作のポルノグラファーを読んでからならなおよい。名前のつかない感情を必要とする人間関係。エロへの導入がとても好み。刹那の愛のようでありながら、ずっと特別な存在としてそこにある、友情のようなもの。リアルにある人間関係のようで、何度も読み返す数少ない作品のひとつです。

    0

    Posted by ブクログ 2017年09月18日

    ポルノグラファーの、ポルノ小説家と編集者との過去編。前作も良かったけどこちらも良かった。過去編だけど過去~現在なので絶体前作読むべき。

    0

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