老いと勝負と信仰と

老いと勝負と信仰と

770円 (税込)

3pt

3.8

※新原稿『逞しく意気軒高、いつも微笑んでいたい』を収録!

1954年に中学生プロ棋士としてデビューして以来、2017年に引退するまで第一線を走り続け、その通算対局数、通算敗戦数は歴代一位という記録を持つ加藤一二三九段。

対局時の出前は昼夜うな重、対局中に音が気になり人工の滝を止めさせたなど、ユニークな逸話が多数。

猫好きでもあり、自宅マンションそばで野良猫に餌付けしたことに端を発する近隣との訴訟問題でも注目された。

敬虔なカトリック教徒としても知られる著者が、自らの信仰と勝負哲学、そして確実に迫る老いにたいしてどう向き合っているのかという内面を記した本書には、リタイア後も、現役、そして生き生きと暮らすためのヒントが満載です。

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老いと勝負と信仰と のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    加藤一二三九段がまだひふみんとして人気を博す前に書かれた新書。思っていたよりかなり本気のクリスチャンぶりにびっくり。同じカトリックとして興味深く読みました。将棋についての解説は今ひとつ分からなかったのですが、聖書をしっかり読み込んでおられたりクラシック音楽への造詣の深さなど意外なひふみんがたくさんで

    0
    2018年06月12日

    Posted by ブクログ

    加藤一二三さんといえばもはや動画の方が有名な感じもするが。天才とは新年の人、情熱の人という感じ。そして、この人の場合は、そこに子供っ気というものが加わる。カトリック精神を鍛え直すには信心を心から保つ人に言葉も聞かねばならぬという感じが改めてする。しかし加藤九段には是非100まで指して欲しい。

    0
    2011年08月26日

    Posted by ブクログ

    ニコニコ動画のオンライン将棋を使った指導大局に加藤一二三さんが出ておられました。
    そのなかで紹介されていた本です。
    動画の中では、加藤一二三(名前)九段(段位)の勝負感とキリスト教信仰を大局のエピソードを交えながら紹介する本だとの解説でした。
    信仰の話と将棋のエピソードを5:5ぐらいで織り交ぜてると

    0
    2011年07月16日

    Posted by ブクログ

    まさか、ドンボスコが出てくるとは思いもしなかった。
    でも、どんな哲学よりも小さい頃から馴染みのあるキリスト教はすっと入って来やすいんだよなぁ。

    このまえ某先生に「刷り込まれたPhilosophyは君にあるの?」
    ときかれたけど、キリスト教、完全に刷り込まれてました。その気付きとなった書でした。

    0
    2011年06月08日

    Posted by ブクログ

    カトリック信徒である元名人の著者が、主に自身の信仰や人生観についてを語るという感じの本だった。将棋の話題も当然あるものの、そういう話題は他の著作と比べるとやや控え目になっている。軽く読める感じながらも、祈りや信仰は努力の放棄や理性の敗北ではないということをしっかり教えてくれる。また語り口に押し付けが

    0
    2018年02月05日

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