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Posted by ブクログ 2017年04月04日
エッセーだと思って読み進めていたら、途中で世界がぐにゃりと曲がる。
どこまでがエッセーで、どこからが小説なのかの境界があいまいだ。
しかし、一歩立ち止まって考えてみると、エッセーと小説の境界を厳密に定義しようとするのは一義的な見方だ。
本作の筆者の主張は「認知症の徘徊老人には常人とは違った...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年09月26日
認知症に対する考え方が根本から異なる印象を持つ。「認知症=ボケ」と片付けてしまいがちだが、個人個人の次元が違うという捉え方が斬新であり、面白いと感じた。確かにそのように考えると、周りの人間からすると一見不可解に見える行動であっても、本人には何かの目的で動いているのであって、そもそも見えている(認識...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年09月21日
うーーん・・・なんかあちこちに話が飛ぶのでちょっと難しかった。かなり集中力が必要な本のようだ。
まぁそれも巻末に作者と養老猛さんとの対談で何となく理解できました。
本筋の介護タクシーの話はまぁまぁよかったです。
認知症の徘徊という症状をとらえて、こういう見方もできるのかって思わせてくれたので。
この...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年03月24日
徘徊癖をもつ90歳の曾祖母が、故郷熊本で足下を指しヤマグチとつぶやく。ボケてるんだろうか。いや、彼女は目指す場所を知っているはずだ!認知症老人の徘徊をエスコートする奇妙なタクシー会社を立ち上げた恭平と老人たちの、時空を超えたドライブを描く痛快表題作と、熊本震災に翻弄された家族の再生を探る「避難所」な...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年03月05日
面白いと思う。短すぎて物足りなさが残った。それは期待の裏返しということで。
あらすじ(背表紙より)
徘徊癖をもつ90歳の曾祖母が、故郷熊本で足下を指しヤマグチとつぶやく。ボケてるんだろうか。いや、彼女は目指す場所を知っているはずだ!認知症老人の徘徊をエスコートする奇妙なタクシー会社を立ち上げた恭平と...続きを読む
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