モテ考 30歳独身漫画家がマイナスから始める恋愛修業

緒方波子

理想の男性は荒俣宏――そんな30歳女性漫画家である作者が「ひとりが気楽」とうそぶく人生にピリオドを打ち、彼氏を作るために動き出す！ 野球観戦では明るいノリについていけず。理想の男性（荒俣度の高い人）を探そうとしては歴史民俗博物館をさまよう。執事喫茶ではチヤホヤされてうろたえる。メイク教室で、婚活パーティーで、文芸サークルで、果ては断食道場で！ 作者は何を考え、何を見つけたのか。モテることの真理が綴られた奇跡の書。
爆笑そして共感の嵐を巻き起こした漫画誌ハルタ初のコミックエッセイが、ついに単行本化。ひとり身の気楽さを謳歌していた作者は、いったいどうやって恋人に巡り会えたのか？ 恋愛偏差値ゼロ、いやもはやマイナスである作者【波ちゃん】の、斜め方向ながら大まじめな試行錯誤の日々を克明に記録した1冊。恋人がいる人も、いない人も、ほしい人も、ほしくない人も――「モテる」ってどういうことなのか、きっと分かる！

• カテゴリ: 少年・青年マンガ
• ジャンル: 青年マンガ
• 出版社: KADOKAWA
• 掲載誌・レーベル: HARTA COMIX
• 電子版発売日: 2017年08月10日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 64MB

[ブクログ · ★★★★★]

再読。
婚活漫画はこの世に数多あれど、モテない&人に好かれたくない&荒俣度が高い人がいい等々全く婚活に向いてなさそうな作者の婚活漫画はこの人だけじゃないか？恋人を作るため頑張る赤裸々ぶりが面白くて、婚活漫画で一番好き。ハルタの漫画家さんなだけあって漫画もちゃんと面白いし、絵の密度も濃くて良い。
出てくる場所（池袋や神保町、寺や博物館等）が私もお気に入りな場所ばかりで、作者と近しいものを感じる。
「私の読者は〜」と作者が語るところがあるけど、まさしくその読者は私である。
マイペースだし独特な感性をしているけど、嫌なところがない（人を見下しまくるとか、ナルシストだとか、根本的にクソな性格ではないという意）作者なので、いい人を見つけられたんじゃないかな。
何度読んでも好きな漫画

[ブクログ · ★★★☆☆]

モテるためには、どうすればいいのか。

マイナスから、という作者ですが
思考回路にものすごく共感できます。
そう、色々面倒な気がしてたまらない。

しかし作者は可能な限り頑張っています。
やる気が存在するだけ、まだましな気はしますし
知識として持っていれば、いつか…ですし。

一応最後にまとまっていましたし
よかったよかった？
何だかちょっと、違うきがしますけれど。