ブックライブでは、JavaScriptがOFFになっているとご利用いただけない機能があります。JavaScriptを有効にしてご利用ください。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
来店pt
閲覧履歴
My本棚
カート
フォロー
クーポン
Myページ
6pt
2001年の9・11同時多発テロ後、アメリカの情報・軍事政策は一変した。中東やアフリカの各地で、中央情報庁(CIA)は無人機に頼った暗殺作戦に血道を上げる準軍事組織に様変わりし、一方で国防総省(ペンタゴン)は自前のスパイ組織を立ち上げ、特殊部隊が 正規の戦場の外でテロリストを狩り始める。両者は互いの縄張りを奪い合い、次第に確執を深めていく――。
アプリ試し読みはこちら
Posted by ブクログ
日本では詳しく伝えられることの内、9.11以降のアメリカの“テロとの戦い”の内幕。 驚きました。CIAが映画さながらの暗殺機関に変貌していたとは。ちょっと前までCIAは、巨大な官僚組織で、十分なインテリジェンス活動は行えていないと言うイメージだったんですが、9.11で息を吹き返しましたね。 そし...続きを読むてもう一つの驚きが、アメリカ軍自体が、独自の諜報機関を養成している事。本書中で、「CIAが準軍事組織と化し、軍がインテリジェンス機関と化す」と言う様な事が書かれていますが、正にそのような、どっちがどっちなのか、良く分からない混とんとした状況になっている様です。 それと確信したのが、やっぱり“テロとの戦い”って、結局はテロリストの再生産に過ぎないのではないかと言う事。あまりにも貧弱な情報を下に活動するので、付帯被害が大きすぎます。結局のところ、CIAや軍との利権を確保した者たちが潤っただけで、CIAも軍も、本来目指したことはできていないのではないかと思います。その証拠に、未だに世界は、危険に満ち溢れていますよね。
「CIA」と聞いてイメージするものの実体は現代では存在しないことがよくわかった。すでに軍と見分けがつかなくなりつつあり、単なる暗殺部隊のようにも描かれている。 過去には「我々はモサドとは違う」組織だったが、すでにかこのものになりつつあることがよくわかる。
911のテロ以降、情勢を収集・分析し提供する組織から、暗殺リストを基にドローンでアメリカの敵を消す軍事組織に変貌を遂げるCIAを描いたノンフィクション。 時系列ではなく、現場の工作員から大統領まで登場人物が多く読みづらい。 しかし、軍隊を持つ国防総省と情報収集・分析から軍隊を持とうとするCIAの役...続きを読む所間の権力闘争は見どころ。本来のヒューミントを中心とした情報収集能力の低下もしかり。 テロリストを擁護するつもりはないが、相手国家への主権侵害が恐ろし過ぎる。 著者の暗殺に対する批判的な姿勢は、アメリカ人の良心が生きていると感じることができるのが唯一の救い。 ティム・ワイナーの名作「CIA秘録」で描いた投機的秘密工作の失敗以降の話が楽しめた。 映画ホースソルジャー、13時間ベンガジの秘密の兵士、ゼロダークサーティを理解するための参考図書にもなる。
レビューをもっと見る
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
新刊やセール情報をお知らせします。
CIAの秘密戦争 変貌する巨大情報機関
新刊情報をお知らせします。
マーク マゼッティ
小谷賢
その他の作者をフォローする場合は、作者名から作者ページを表示してください
フォロー機能について
「ハヤカワ文庫NF」の最新刊一覧へ
「ノンフィクション」無料一覧へ
「ノンフィクション」ランキングの一覧へ
イギリスの情報外交 インテリジェンスとは何か
イスラエル諜報機関 暗殺作戦全史(上)
インテリジェンス ――国家・組織は情報をいかに扱うべきか
陰謀論が世界を蝕む
真珠湾攻撃から80年 明日を拓く昭和史論【WOP】
CIA極秘分析マニュアル「HEAD」 武器としてのインテリジェンス
世界のインテリジェンス 21世紀の情報戦争を読む
試し読み
特務(スペシャル・デューティー) 日本のインテリジェンス・コミュニティの歴史
作者のこれもおすすめ一覧へ
▲CIAの秘密戦争 変貌する巨大情報機関 ページトップヘ