子供の死を祈る親たち(新潮文庫)

子供の死を祈る親たち(新潮文庫)

737円 (税込)

3pt

親子間の溝はますます深くなっている。自室に籠もり、自殺すると脅して親を操るようになった息子。中学時代、母親の不用意な一言から人生を狂わせ、やがて覚醒剤から抜け出せなくなった娘。刃物を振り回し、毎月30万も浪費するひきこもりを作ったのは、親の強烈な学歴信仰だった……。数々の実例からどのような子育てが子供の心を潰すのかを徹底的に探る。現代日本の抱える病巣を抉る一冊。

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子供の死を祈る親たち(新潮文庫) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    かなり重いです。読んでとてもためになる内容だと確信していますが、あまりにも辛くて2回は読めないかな…と思いました。

    これから親になる人、家族関係について悩んでいる人、自分は幸せな家庭を築けると信じている人などできるだけ色々な人にワンエピソードだけでも良いから!読んでいただきたいです。お願いです。

    0
    2023年01月09日

    Posted by ブクログ

    心が壊れてしまい、親への復讐や無心にはしる子供のモデルケースの紹介は前作と同じであるが、前作よりは登場人物達に希望の光が見えた。

    0
    2021年06月12日

    Posted by ブクログ

    著者は、精神障害者移送サービスという聞き慣れない仕事を営む。彼は、引きこもり・家庭内暴力など、家族では抱えきれなくなった子供を精神病院に移送し、その後の患者の自立あるいは親からの独立まで向き合っている。複数のモデル事例を仮名で紹介したのち、福祉政策も提言。現場の声は重い。

    0
    2017年04月09日

    Posted by ブクログ

    今回はかなりドキュメンタリーな部分が多くて良かったですよ! 著者の描写力が的確だからでしょうか、問題のある家族がリアルに浮き彫りになって僕の脳内に浮かび上がってきました…社畜死ね!!

    ヽ(・ω・)/ズコー

    でもまあ、後半になるにつれ、今の精神医療の問題点などを挙げていくのですけれども、あまり興

    1
    2017年12月30日

    Posted by ブクログ

    所得の高い低いに関係なく、お金に固執した子育てをしない。ご飯は皿に盛る/一緒に食べる、だけでもいいから「手作り感」のある子育てを。大人の希望通りの能力が備わっていると思わない。風通しのよい家庭。親以外の大人とも関わりを。反抗期があるのはいいこと。子育てに悩んだら、まずは親の育ち方に疑問を持つ。成績は

    0
    2024年05月17日

    Posted by ブクログ

    子供を殺してくださいという親たちが良かったのでこちらも読んでみた。前作同様、こういった世界も現実にあるということを教えてくれる一冊。

    0
    2021年02月20日

    Posted by ブクログ

    「『子供を殺してください』という親たち」を読む前にこちらを読んでしまった。

    引きこもりの子供を親が殺した
    精神疾患を疑われる子供を監禁した親が逮捕された
    家庭内暴力がひどい子供と無理心中した親
    親兄弟、家族を皆殺しにした子供
    など…

    最近のニュースでもよく報じられている。

    著者の押川剛さんはそ

    0
    2020年08月29日

    Posted by ブクログ

    親子間の溝はますます深くなっている。自室に籠もり、自殺すると脅して親を操るようになった息子。中学時代、母親の不用意な一言から人生を狂わせ、やがて覚醒剤から抜け出せなくなった娘。刃物を振り回し、毎月30万も浪費するひきこもりを作ったのは、親の強烈な学歴信仰だった…。数々の実例からどのような子育てが子供

    0
    2018年10月04日

    購入済み

    使い捨て家族

    依頼者の家族を説得する著者を動画で見た。
    罵声と怒号が飛び交う非常に危機迫った状況で、やがて、その青年は従い、入院して行った。
    人として生きる、という重要なテーマをこの本は語り、家族の歪みの恐ろしさに言及している。

    0
    2018年08月07日

    Posted by ブクログ

    ずいぶん前に、『子どもを殺してくださいと言う親たち』を読んだ。
    本作は、第1章のドキュメントの分量が多く、重篤な患者と家族の問題が綴られている。

    心が壊れていった子どもたちを育んだ家庭には、見えにくい闇が潜んでいる。
    様々な問題を抱えた家庭の子どもが必ずしもそうなるわけではないことは明記しておくが

    2
    2019年08月15日

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