帝都大捜査網

帝都大捜査網

1,833円 (税込)

9pt

3.2

昭和11年、夏。死体が発見されるたびに、なぜか刺し傷の数がひとつずつ減ってゆく。殺された男たちのあいだに交友関係などは一切見つからず、共通しているのは全員が多額の借金を背負っていたことのみ。警視庁特別捜査隊は奇妙な連続刺殺事件の謎を追い、帝都全体に捜査の網を広げてゆくが――。捜査隊隊長が目の当たりにした、事件の異様な構図とは? 『黒龍荘の惨劇』が話題を呼んだ時代推理の雄が満を持して放つ、全体像を最後まで掴ませない油断厳禁の長編推理!

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帝都大捜査網 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    ‪昭和の東京が舞台のミステリー。謎の連続殺人事件が起きて警察が捜査するわけだが割と序盤で事件の全貌は明らかに。トリッキーな形の倒叙が面白い。だが、そうなると物語はどこに向かうのか?計画外の方向に進む連続殺人と少しずつ真相に迫る警察、からのラスト1行!もう一度読み返したくなるはず。‬

    0
    2017年09月13日

    Posted by ブクログ

    昭和十一年の連続殺人事件。死体が発見されるたびに、刺し傷が一つずつ減ってゆくのはなぜか。
    警視庁特別捜査隊が事件を追うが、物語は捜査陣と事件関係者の二つの視点で交互に進んでゆくので、謎解きというよりクライムノベルのサスペンスだった。この時代にこんな犯罪があったらすごい。
    面白かったけど、事件を後追い

    0
    2017年11月19日

    Posted by ブクログ

    警視庁の特別捜査隊が被害者全員が多額の借金を背負っていたという唯一の共通点から事件の真相を探って行きます。二つのパートが交互に展開して行くのですが、犯人側パートはコンゲーム的な駆け引きが繰り広げられる心理戦が面白いですし、終盤からはどんでん返しの連続でページをめくる手が止まりません。満足度は高めです

    0
    2017年11月18日

    Posted by ブクログ

    舞台は昭和11年、帝都。連続殺人事件モノ。一見接点が無いように思われる被害者達。死体は発見される度に刺し傷の数が一つずつ減っていくのだが、なぜか?
    途中から被害者側からの視点も描かれ、デス・ゲーム(コン・ゲーム?)の様相を呈してくる所から俄然面白くなっていきますね。
    ネタバレ回避の為にぼかして書きま

    0
    2017年10月05日

    Posted by ブクログ

    昭和11年頃の帝都を舞台に、奇妙な連続刺殺事件の真相を警視庁特別捜査隊が追う。

    帝都警察による推理捜査モノと思いきや、交互に事件の描写も進行していくため、クライムノベル的な要素もあり。その事件がまさにクローズドサークル内のデス・ゲーム。まぁ、時代推理モノでこの手の犯罪は新鮮かもしれない。なので、面

    0
    2017年08月30日

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