にっぽん猫島紀行

にっぽん猫島紀行

947円 (税込)

4pt

5.0

世界第3位の経済大国「現代にっぽん」は、国際比較すれば、東京オリンピックを目前に控え、確かに豊かで銀座の街中の残飯を食い争う猫も見受けなくなった整除された社会環境である。
人間は、もともとヤマネコであった猫を飼いならし、ペットとして寵愛してきた。近年は猫ブームが巻き起こっているが、その裏では年間7万頭の猫が殺処分されている。人間の身勝手な寵愛と裏腹の“飼い捨て”が生んだ結果である。
猫にとっての天国は都会にはない。むしろ少子高齢化が象徴的にすすむ島々こそ猫にとってのパラダイスなのである。北海道から沖縄までの10の猫島と人々の暮らしの実像に迫ったノンフィクション!

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にっぽん猫島紀行 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ

    動物愛護の気運が高まる中、島の人の猫に対しての意識少し特殊な印象を受けます。都会の人達にとっては家族でも、島の人達にとっては自然の一部。むやみに都会の方法を押し付けるのではなく島の人の意思を尊重しながら、必要なところはお互いに協力しあっていければと思いました。

    0
    2018年08月27日

    Posted by ブクログ

    去年、相島に行った後に書評を読んで購入。ぱらぱらと眺めていましたが、今回、CNNが選ぶ世界6大猫スポットである猴硐を訪れるにあたって、改めて通読。
    ブームとなっている「猫島」を観光ガイドとして取り上げるだけでなく、そこに住んでいる人たちとの関係、島の振興、繁殖させるか否か、観光客の無秩序な餌やり問題

    0
    2018年01月13日

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